浄水器(逆浸透膜浄水器)と加湿器と炎色反応
お客様からお聞きした話ですがTVのニュースで「ガスコンロの火が赤くなる」とガス器具メーカーやガス会社へ問い合わせが多数寄せられているとの事でした、これの原因が加湿器だったのです。
加湿器に使用する水道水の中に含まれる不純物が水蒸気と一緒に室内空気中に浮遊して、ガスコンロの火で炙られる事によって炎色反応を起こしてガスコンロの火が本来の青から橙~赤くなってしまうのです、通常、赤火は不完全燃焼が疑われますからガス器具の不良や室内の換気不良など心配になる訳です。
加湿器も高性能になって目一杯室内が潤っている証拠でもありますが、水道水の不純物で炎色反応が起きるとは、では浄水器を使用した浄水ならどうかと言いますと、一般的な浄水器なら恐らく同じように炎色反応が起こるでしょう、水に溶けた小さな不純物はそのまま残りますから、でも逆浸透膜浄水器の浄水なら純水ですから炎色反応を起こす物質はありません(お客様が実験済みでした)。
炎色反応は高校理科に出てきます、銅は緑、ストロンチウムは赤、カルシウム、ナトリウムは橙など花火の色つけに利用されている現象です、加熱された原子の電子が、その熱エネルギーで一回り外の軌道に飛び出し、電子が元に軌道に戻る時にエネルギーを光として放出します、それが元素の種類毎、独自の周波数を持つので色が決まっています。
加湿器に使用してもガスコンロの火が赤くならない逆浸透膜浄水器の浄水、意外なところで他方式の浄水器にはマネ出来ない高性能を確認出来ました。