浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:LC300HP/SE 杉並区 H保育園様
園児へ提供する飲料水、お茶、食事に使用する水の為に逆浸透膜浄水器を導入されたH保育園様、大部分の保育園幼稚園では何らかの浄水器を使用されているのが現状だと思います。
浄水器の設置にお伺いするとよく見かけるのは直径15cm長さ30cm位の銀色の筒状の浄水器です、仕様表示が汚れてよく見えないのですが日本製なら精密ろ過膜(0.1ミクロン)+活性炭のフィルター、外国製なら繊維フィルター(1~10ミクロン程度)+活性炭のフィルターでしょう。
2011年の放射性物質問題以降、保護者の方の意識も高まり、事業者の方も万全の対策をしておきたいと考えるのは当然かと思います。
放射性物質は大気中に放出されると河川に落ちて都市部へ向かって流れてゆきます、大きな塊の放射性物質なら精密ろ過膜や繊維フィルターでも除去出来ますが、そもそも浄水場でも大きな不純物は除去出来ますので、水道水へは流出しません。
浄水場で除去できなくて水道水へ残留した放射性物質は水に溶けて小さくなったもの、更に溶けてイオン化した状態で残留しています、イオンは原子1個と同様の状態ですから浄水場も精密ろ過膜も、もちろん繊維フィルターでは何も除去できずにそのまま100%通過してしまいます。
水に溶けてイオン化した放射性物質を除去する為には溶けた塩を分離除去する能力を持った浄水器が必要です、それが逆浸透膜浄水器です。
H保育園様はこの様な浄水技術への理解を深められた結果、保護者の方の不安をクリアーに出来る逆浸透膜式の浄水器を選択されました。
今回は大型の貯水タンクを置く高さを確保出来るスペースがありませんでしたので10㍑の貯水タンクを3つ連結して貯水量を30㍑としています、LC300HP/SEの造水速度は40㍑/時間、事業者様の対応にもよりますがLC300HP/SEと30~40㍑容量のセットで導入される方が多いです。
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