硝酸性窒素を除去出来る浄水器②
硝酸性窒素は井戸水の基本検査項目に必ず含まれていて顕在化しやすい有害物質です、硝酸性窒素を除去する為にはイオン交換樹脂の浄水器も有りますが、樹脂への吸着の為、フィルター寿命が短く除去率の低下も早いので有害物質除去としては運用管理が難しくなります。
一般的な浄水器は全く除去出来ません、ここで一般的な浄水器とはフィルターが繊維又は精密濾過膜+活性炭の浄水器を指します。硝酸性窒素などの有害物質に汚染された井戸水に対応出来ない浄水器は安全面の除去性能をあてに出来ない浄水器です。例え水が美味しくなっても、もし、原水に水道水に井戸水に有害物質が含まれていたとしたら安全面では何の効果も期待出来ない浄水器です。
逆浸透膜浄水器の場合、95%位の除去率で安定し、1年間フィルター交換等のメンテナンス無しで、その除去率95%を維持し続けます。また途中の除去率の確認もTDSメーターで簡単に行う事が出来ますので確実に安全な水を確保出来ます。
硝酸性窒素とはなんでしょうか、これはタンパク質の分解過程にある物質です、家畜の屎尿、動物の死骸、畑への肥料であり、一般的には畑への過剰施肥が主な原因です。
人為的な手が加わらない土地であれば、生態系で発生する死骸屎尿などを由来とするタンパク質は地中のバクテリアに分解されて地下水まで残る事はありません、これが家畜や過剰施肥で投入されるタンパク質はバクテリアの分解容量を超え、硝酸性窒素、亜硝酸性窒素として地下水まで分解されずに入り込んでしまうのです。