井戸水に使える浄水器
浄水器は水から不純物（有害物質）を取り除く事が仕事となります。
浄水器の殆どは「水道水専用」とされていて井戸水/地下水に使用出来ない事になっています、水道水はOKで井戸水はNO、この違いは何でしょうか？
井戸水は水道水と較べて汚れが多く汚いから、でも、井戸水でも不純物濃度が低くて透明度も高く、大自然の湧き水と見紛うような水質もあります。
汚れが多く浄水器のフィルターを目詰まりさせやすいから、との理由は一概に当てはまりません。
透明で綺麗な井戸水だから、後は安全の為に浄水器を使いたい、と考える方もいらっしゃるでしょう、でも「水道水専用」の浄水器が返す答えはNOです。
水道水は５１項目の有害物質について行政が保証している水である事が重要なのです、飲んで安全な水道水が原料ですから浄水器の浄水も当然安全な水となるはずだからです。
一方で井戸水はとなると行政の監視下にありませんから、いかに澄んで美味しく透明度の高い水であっても砒素などの有害物質が基準値を超えているかもしれません、そのような危険な井戸水に使われた場合に確実な除去性能を持たない浄水器は安全な水に浄化する事が出来ません。
逆浸透膜浄水器は危険な物質に汚染された井戸水にでもOKとお返事します、
「どんな有害物質が検出されましたか？」
「それは基準値の何倍くらい検出されましたか？」
「逆浸透膜浄水器の除去率は９５％です、フィルターの経年劣化などを考慮して安全率を考えれば基準値の１０倍位までが対応範囲です。」
と検査データに基いてお客様の相談を行います。
「水道水専用」と表記されている浄水器は有害物質が溶解している、危険な水には全く対応出来ません、「水道水でだけ使っていればいいのでは」とお考えになる方もいらっしゃいますが、安全面で水道水に不安があるから浄水器を使用するのではないのですか。
