井戸水でも使用出来る浄水器は?②


井戸水で使用出来る浄水器とは元の水、原水に有害物質が含まれた危険な水であったとしても、それを浄水して飲める水に変える事が出来る浄水器の事です。

その為には水に完全に溶解したイオン、例えれば溶けた塩を分離除去出来る浄水能力を持つ浄水器でなければなりません、日本製の高性能と言われる浄水器に使用されている精密濾過膜(中空糸膜タイプが主です)の孔のサイズでは孔が大きすぎて、溶けた塩、ナトリウムイオンと塩素イオンは全て通過して浄水に残ってしまいます。

水に溶けているナトリウムイオン、塩素イオンを除去出来る浄水方式は逆浸透膜式浄水器、蒸留式浄水器、イオン交換樹膜浄水器です。

その中で逆浸透膜式の浄水器は浄水を造る為のエネルギーコストの低さ、逆浸透膜フィルターの長寿命(3~5年間)の2点について優れた浄水方式です。

蒸留方式は家庭用の多くの機種は2リットルの浄水を造る為に2時間位掛かり、その間、電気でお湯を沸かし続ける為、大量のエネルギーを必要とします、イオン交換膜はビーズ状のイオン交換樹脂へ溶解性イオンを吸着しますが、1リットルのイオン交換樹脂に対して吸着量は3~4g、頻繁なフィルター交換は大きなコストとなります。

汚染地下水に対して効果のある浄水器を購入された場合に、補助金制度を行っている自治体も多くあります(千葉市、八街市、成田市、佐倉市他)、自治体が浄水器に求める条件は「逆浸透膜式の浄水器であること」となります。

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浄水器/アクアカルテック