業務用逆浸透膜浄水器の利用実例
アクアカルテックの主力商品は家庭用の逆浸透膜浄水器ですが、飲食店や工場の製造現場で使用出来るよう、容量の大きな逆浸透膜を使用したLC300HP/SE、LC600HP/SEを業務用浄水器として位置づけています。
製品の希釈水として逆浸透膜浄水器の純水を使用する
飲食店で逆浸透膜浄水器を使用する理由は主に味覚的な品質ですが製造現場では食品以外へ逆浸透膜浄水器の純水を使用しているお客様もいらっしゃいます。あるお客様は特殊な場面で使用する化学糊の製造工程で水道水を使用すると、水中の不純物が糊の成分と反応して瓶の底に澱が溜まってしまう事に苦慮されていました。
逆浸透膜浄水器の純水なら澱が発生しなくなるのかどうか、事前に確かめて頂く為、デモ用浄水器をお貸し出しして効果測定をして頂くと、結果は大変ご満足頂ける内容でしたので、LC300HP/SEを導入して頂いて運用されています。
化粧品、植木の栄養剤、特殊コーティング剤などの希釈水として様々な製造現場でアクアカルテックの逆浸透膜浄水器が使用されています。
発注者とそれを受けて製造する方との間で結ぶ、製造契約に「純水」を使用する事を盛り込まれるケースもあるとお聞きします、「純水」を買う事も出来ますが工業用純水のコストは1㍑当たり100円位となりますので、使用量が増えると逆浸透膜浄水器を導入された方がローコストになります。
バッテリー液として逆浸透膜浄水機の純水を使用する
自動車や重機などに使用されるバッテリー、現在でも主流の鉛蓄電池方式のバッテリーは鉛の酸化還元反応を使用した電池です、そのバッテリーもしばらく使用すると除去に蓄電量が下がり性能が落ちてきます、岐阜県にあるバッテリーの再生工場ではそのバッテリー液に逆浸透膜浄水器の純水を使用しています。
バッテリー液用の工業用純水を購入すると1㍑当り約100円のコスト、大量に使用するバッテリー再生工場では大きなコストとなります、こちらの会社では事前に逆浸透膜浄水器の純水を検査測定し工業用純水と比較された上で浄水器導入をお決めになりました。
洗浄水として逆浸透膜浄水器の純水を使用する
ピペットなど医療器具の最終洗浄水として逆浸透膜浄水器の純水を使用されているお客様もいらっしゃいます、ドーピング検査などに使用されるガラス管状のピペット、不純物の含まれた水で洗浄すると乾燥後に曇り(スポット)が残る場合があり、医療器具の場合はクレームとなってしまいます。
金属製品の洗浄でも水に含まれる金属が付着すると、異なる種類の金属が接触する事で錆びが発生する電触錆、これはイオン化傾向の異なる金属が接触すると金属間に電気が流れる事で発生する錆びです、逆浸透膜浄水器の純水は金属イオンを殆ど含みませんので、こちらのお客様の場合もLC600HP/SEで解決出来ました。
加湿器、オートクレーブ、スチーマーへ逆浸透膜浄水器の純水を使用する
電子部品を製造する工場では静電気発生を抑制する為に加湿器で湿度の管理をされています、その加湿器の吹き出し口は非常に細く、水の中の不純物で目詰まりしてしまうのです。目詰まりで製造にも支障が出ますし、メンテナンスコストも高まります、現在ではLC600HP/SEの純水を使用されて目詰まり無く順調に稼働されています。
また量は少ないのですが、歯科医院で器具の消毒に使用するオートクレーブ(高温蒸気滅菌器)、エステサロンのスチーマーに使用されているお客様もいらっしゃいます、この場合は使用量が少ないですから、家庭用浄水器ACRT-550MPSで充分かつ、スタッフの方の給茶まで対応出来ます。
アクアカルテックの業務用逆浸透膜浄水器は最大の浄水器でLC600HP/SEが時間最大80㍑の造水速度です、弊社の業務用逆浸透膜浄水器が他社製に比較してローコストなのは家庭用浄水器の延長線上で家庭用パーツを流用しながら業務用浄水器を作っているからです。その代わり浄水器容量にも限界が有りますが、LC300HP/SE、LC600HP/SEの容量がお客様の製造現場で必要充分な容量でしたら、お客様のお悩みをローコストに解決出来る浄水器です。