逆浸透膜浄水器の純水の変わった使い方③

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自動車の洗車に逆浸透膜浄水器の純水を使う
アメリカから送られてきた逆浸透膜浄水器のマニュアルには自動車の洗車にも使えると記載されていました、家庭用浄水器だと貯水タンクは10㍑ですから洗剤で洗車して泡を流した後のリンス用の水で使うにしても少し心許ない量ですね。

自動車の洗車をされた方ならご存知だと思いますが、洗剤で洗車して洗い流した後に水滴が残ります、この水滴を放置してそのまま乾燥してしまうと、水の中の不純物が塗装表面に跡を残します。

若い頃は黒い塗装の自動車に乗っていましたので、しょっちゅう洗車してワックスしてと愛車をペカらせる事に執着していましたが、最近では洗車が面倒なので、基本シルバー塗装の自動車を選んで乗っています、シルバー塗装って汚れが目立たないのですよね。

逆に塗装色が濃い場合は洗車後の水滴を拭き取らないと、せっかく洗車した自動車に水滴の跡が残ってしまいますが、夏のこの時期、自動車の洗車はかなり重労働です。

そこで逆浸透膜浄水器の純水です。自動車を洗剤で洗って、その泡を洗い流し、最後の仕上げ水として浄水器の純水でボディ表面を流します。
逆浸透膜浄水器の純水には不純物が殆どありませんので、乾燥後に水滴の跡が残る事はありません。家庭用浄水器の貯水タンクは約10㍑でバケツ1杯分位ですから、バケツの純水を柄杓の様なもので汲んで自動車のトップから順にかけ流せば何とか足りるかもしれません、バケツに汲み置きして2杯分20㍑位の純水を確保した方が良さそうです。

少し前に自動車のメンテナンス工場で大型の逆浸透膜浄水器を使用した純水洗車の宣伝をよく見かけました。

写真の業務用浄水器LC600HP/SEと40㍑の貯水タンク2本で80㍑の純水貯水量、この浄水器のユーザー様は工場などでは無くて個人で使用されている方です、使用用途は自動車の洗車です。

黒い愛車の洗車で水滴乾燥後のスポットが残る事にお悩みのS様からお問い合わせを頂き、洗車に使ってみたいとのご意向でしたので、導入前にお試しになった方がと、デモ用の浄水器をお貸し出ししました。

デモ用浄水器で作った純水でボディ表面を洗い流して効果を確信された様です、導入された浄水器はLC600HP/SEと40㍑貯水タンク2本、約1時間で2本の貯水タンクを満水にします。また、タンクから吐水を早くする為に配水ポンプ(デリバリーポンプ)を吐水経路に設置しています。

浄水器設置時にS様から
「ブレーキディスクに水道水を掛けると直ぐに赤く錆びが出てくるのに、純水だと中々赤くならないんだよ!」と意外な所に目に見える違いを見つけて水道水と純水との違いを確信されたそうです。

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浄水器/アクアカルテック