熱帯魚と逆浸透膜浄水器
熱帯魚の飼育水に逆浸透膜浄水器の純水を使用している方は結構多いです、弊社の様な家庭用浄水器と異なり、熱帯魚飼育用のアイテムとして純水を造る機能だけに簡便化した逆浸透膜浄水器です。
一方でアクアカルテック浄水器のユーザー様の中にも、熱帯魚飼育用の純水に力点をおいて家庭用逆浸透膜浄水器を導入された方も多くいらっしゃいます。純水が必要になるのは主に海水魚の場合です、ユーザー様からお聞きすると水槽の水の手入れの仕方は人により異なる様で、ある方は水槽の水=海水は小笠原諸島から運ばれた海水を使用されています、かなり高価そうに見える循環ろ過機器で海水を浄水していて、海水の入れ替えは殆どする必要がないのですが、蒸発して減った分の水を純水で足してあげる必要があるそうです。
別のユーザー様は「海水の素」を浄水器の純水に溶かして飼育水を作っていらっしゃいます、2週間に一度60㍑の海水魚水槽の水の入れ替えをされているそうで、純水を貯める為に、その日は朝からキッチンの逆浸透膜浄水器ACRT-550MPSがフル回転だそうです。
海水魚を飼育される場合は逆浸透膜浄水器の純水となる様ですが、珊瑚の飼育もされている方だと、純水に残留する5%の僅かな不純物を取り除く為に浄水器の出口にイオン交換樹脂フィルターを装備して万全を期されている方もいらっしゃいます、珊瑚は希少かつ非常にデリケートな生物ですからできる限りの配慮をとお考えなのでしょう。
海水魚は手入れも神経、労力が必要ですし、アイテムにもコストが掛かり、中々敷居の高い部分がありますが、熱帯魚でも淡水魚になるとグッと身近になります。
ネオンテトラやグッピーなどは飼育のし易い代表的な淡水魚でしょう、淡水魚の場合は逆浸透膜浄水器の純水は使用しません、水道水の場合は遊離残留塩素を抜く必要はありますが、ある程度不純物が残っていた方が水槽内でバクテリアが繁殖しやすく、バクテリアが繁殖する事に依って、水の汚れを抑制する、ビオトープ的な環境を作ります。
共存可能な淡水魚を何種類か入れると彩りもよく、見ていて飽きません、私の経験上ですが、グッピーは飼育しやすく彩りも綺麗なのですが繁殖力が強く増えすぎてしまいます、エンゼルフィッシュは大きくなりすぎるので、よほど大きな水槽でないと手に余ります。飼育が簡単で繁殖しないネオンテトラの系統は初心者にお勧めです。
アクアカルテックの逆浸透膜浄水器で考えるとプレフィルター3本(5ミクロン-活性炭-1ミクロン)を通過して逆浸透膜フィルターに入る前の水が大きな不純物と遊離残留塩素が除去されて丁度良い水となります、淡水魚を飼育されているユーザー様にはプレフィルター通過後で採水出来るように分岐配管と採水バルブをサービスさせて頂く事があります。
私の自宅でも淡水魚の水槽がありまして、2週間に1回位の割合で水換えをしています、環境が急に変動すると魚に負荷が掛かりますので、水槽の水は全部は換えません、一般的には50%位換えるようにとされていますが、私は2/3位換える様にしています、バケツ2杯分位ですね。