浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 八王子市 H様
H様の流し台は少し旧式です、混合水栓は壁付きとなっています、この場合の浄水器への給水分岐は混合水栓と壁から出ている配管の接続部分へ専用の給水分岐パーツを使用して水を分け、浄水器への給水を確保します。
給水分岐パーツは2種類あります、それは混合水栓のメーカーによって別れていて、一つはTOTO製混合水栓用、もう一つはその他の全メーカーです。TOTO製だけは特殊なネジ形状を採用しています、TOTO専用のネジ形状ですから混合水栓が古くなったり、故障したりして入れ替えの場合は、自ずとまたTOTO製混合水栓を選ぶ事になります、非常に日本的な製品作りだなと思います。
給水管と混合水栓の間に横穴が開いた長さ4cm程の給水分岐パーツを組み込みます、給湯管と混合水栓の間にも隙間を埋める為に同じ長さの管を組み込みます。
アクアカルテック浄水器の給水チューブは通常赤ですが、シンクトップに赤チューブでは目立ってしまうので、この様な場合は白いチューブを使っています。シンクトップを給水チューブが貫通するので、シンクトップへはチューブ貫通用の穴あけ加工が必要となります、チューブは樹脂製の直径6.3mm、ステンレストップの切り口は鋭利ですから通常はゴムブッシュ(緩衝材)を挟みます。
直径10mm位で穴あけ加工をしてゴムブッシュをはめ込み給水チューブをシンク下に設置した逆浸透膜浄水器へつなぎます。
シンク下の収納部分には浄水器の本体と貯水タンクが配置されます、配置場所の設定はお客様のご希望をお聞きしながら決めてゆきます、浄水器は年に1回のメンテナンス時にしか出し入れしませんから、全体の収納の中でなるべく使用頻度の低い場所、収納として使い勝手の悪い場所へ配置するのが得策です。
壁際に沿わせて浄水器本体を配置して、浄水器本体を挟む様に貯水タンクを配置しています、貯水タンクは満水時13kgとかなり重量がありますので、この様な配置は浄水器の転倒を防ぐ安定した配置です。
今回は右隅へ浄水器本体と貯水タンクを置かせて頂きました。逆浸透膜浄水器は海水から飲料水を造る事を目的に研究開発されました、スーパーマーケット店頭の大型浄水器は殆どが逆浸透膜式です、宅配水に使われる水も殆どが逆浸透膜浄水器で造られた純水となっています。
逆浸透膜浄水器がご家庭に有れば、宅配水と同じ純水が水道水や井戸水から造り放題、使い放題の純水生活が実現します。