浄水器の除去性能試験
浄水器の仕事は水の中の不純物を取り除いて安全で美味しい水を造る事です。
浄水器の除去性能はどの様に測るのでしょうか、アクアカルテックの逆浸透膜浄水器の場合は財団法人千葉県薬剤師検査センターで浄水器の除去性能試験を行っています。
単純にどの様な水なのかを知るためだけでしたら、その水をボトルに汲んで検査センターへ持ち込めば指定した水道水質基準項目の検査をしてくれます、個人の井戸水の検査等でしたら、この様な持ち込み検査で用が足りますが、私共の様な浄水器販売会社にとっては、第三者の方が見て納得していただける様な公正な試験結果が必要となります。
自分で採水した水を検査センターへ持ち込んで、このボトルが「水道水または井戸水」、このボトルが「浄水」ですと伝えれば、その内容で分析試験結果書を作ってもられますが、それでは「浄水」がどの様な浄水器で、どの様な経緯を持って出来た水なのか確認する術がありません、疑ってかかれば「砒素が基準値を超えた井戸水」と「水道水」かもしれません、つまり分析試験結果書に公信力が無い訳です。
弊社が公開している分析試験結果書は第三者の監視下で浄水器除去性能試験を行って作成されたものです。
1.実際に販売している浄水器と同じ浄水器を千葉県薬剤師検査センターへ持ち込みます。
2.千葉県薬剤師検査センターで原水を作ります、不純物の無い超純水へ砒素、硝酸、六価クロムなどの有害物質を適量溶かし、原水の計量分析を行います。
3.2の原水を持ち込んだ浄水器に給水して出来た浄水の計量分析を行います。
4.2,3の計量分析結果を書面にして両者の不純物濃度から浄水器の除去性能を確認します。
この様に始まりから終わりまで第三者の監視下で、確かにこの浄水器が使用され、原水も第三者が用意した水を使って得られた除去性能結果ならば、他の方も、後からでも分析試験結果書を見れば浄水器の性能が確認出来るのです。
分析試験結果書の一部を弊社ホームページに公開していますのでご参考下さい。
よくありがちなのが浄水の結果だけを載せているデータ、元の原水との比較がなければ浄水器の性能が判りません、浄水にND(ノーデータ)検出無しの項目でも、極端な話、元の原水にも検出がない事もあり得る訳です。
アクアカルテックでは千葉県薬剤師検査センターで
フッ素、カドミウム、硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素、亜硝酸性窒素、鉛、マンガン、セレン、ホウ素、総水銀、アルキル水銀、シアン、ベンゼン、塩化ビニルモノマー、1,4-ジオキサン、PCB、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、砒素、六価クロム、四塩化炭素、1,2-ジクロロエタン、1、1-ジクロロエチレン、1,2-ジクロロエチレン、1,1,1,-トリクロロエタン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1,3-ジクロロプロペンの検査を行い、全ての項目で95%以上の除去性能を確認しています。
この様な多種多様な有害物質に対して95%以上の除去性能を持つのは逆浸透膜浄水器の大きな特徴です。