コーヒーを真水に浄水する浄水器
浄水器の性能を目で見て一目瞭然に判断出来るデモンストレーションにコーヒーを浄水する実演(Youtube動画)があります。コーヒーで色をつけた水を原水として浄水器に吸い込ませて透明な水になるところをお見せする訳です。
逆浸透膜浄水器のデモ用キットでコーヒー色の水を吸い込ませると透明な浄水と濃縮されて濃くなったコーヒーに分かれて出てきます。水の流れが目に見える様に配管チューブは透明なものを使っていますので黒い水が逆浸透膜フィルターに入る様子までよく分かります。
逆浸透膜フィルターではコーヒー色の水から水分子だけを抜いて透明な浄水を造り、水分子が抜かれて濃縮されたコーヒーは廃棄水のボトルに溜まって行きます。
展示会など、実際のデモでは原水が浄水器に吸い込まれて無くなると、透明な浄水と黒い廃棄水をまた原水のボトルに混ぜ入れて、繰り返しエンドレスにお客様に見て頂きます。
水に色を付けるのは何でも良いのですが、飲んで確かめたいお客様もいらっしゃいますので、普通にも飲める素材としてコーヒーを使いましたが、コーヒーを使う理由はもう一つあります、例えばオレンジジューズだと逆浸透膜浄水器ではなくとも、精密濾過膜の浄水器でも透明な液体にする事が出来るのです。
でもコーヒーだと精密濾過膜では多少色が薄くなるものの、コーヒーの色を取り除く事が出来ませんから逆浸透膜浄水器と精密濾過膜浄水器の差を明確にする事が出来ます。
オレンジジュースの色の成分はコーヒーの色の成分に比べて粒子が大きい訳です、この場合、精密濾過膜浄水器でオレンジジューズは透明な液体にはなりますが、オレンジジュースの味と臭いは残りますが、逆浸透膜浄水器が透明に浄水した純水にはコーヒーの味も臭いも残りません、この浄水から人間の味覚臭覚で原水のコーヒーを探り当てる事は不可能でしょう。
コーヒーの色は目に見えます、もし水道の蛇口からこんな色のついた水がでれば飲む人はいないでしょう、目で明らかな異常を感じるからです、しかし飲料水に有害物質が混入していたとしても余程の高濃度にならな限り、水は透明なまま目で見て異常を感じるレベルにはなりません。
コーヒーの色素を除去出来る、出来ないで明らかな浄水能力の差が確認出来ましたが、水の安全を守る為に浄水器が必要とする浄水能力はコーヒーの色素よりもずっと小さな有害物質を除去する能力が必要なのです、逆浸透膜浄水器は水の安全を実現出来る浄水能力を持っています。