浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 入間市 K様
業務用厨房への浄水器設置事例です、入間市で開店準備を進めていらっしゃるK様の新店舗へACRT-550MPSを設置させて頂きました。K様がお店はインドカレーレストランです、ルーは粘性の少ないスープカレータイプだそうですから、ルーに使用する水も重要な要素となりそうです。
先ずは浄水器の専用蛇口をどこに配置するか、調理とお冷用ピッチャーのオペレーションから一番使いやすい位置を想定して浄水蛇口を配置します、場合に依っては一つの浄水器から2つの浄水蛇口へ分けて使う事も可能です。
浄水蛇口付近の調理台下へ浄水器本体と貯水タンクを配置しました、浄水蛇口付近に浄水器と貯水タンクの設置スペースが確保出来ない場合は離れた場所へ配管チューブを伸ばして設置する事も出来るのですが、配管チューブの距離が長くなると浄水と配管チューブの通水抵抗で浄水蛇口からの吐水速度が下がります。
浄水蛇口と浄水器本体はなるべく近い位置に配置する方が望ましいですね。業務用厨房のシンクは家庭用シンクに比較して深く、シンク下の棚板も有るため、シンク下の残りの高さは低めです、シンク下へは浄水器の本体を通常通り立てて配置する事は出来ません、今回も浄水器を横置きにしてシンク下へ配置しました。
逆浸透膜浄水器が造る浄水は純水となります、これは一般的な浄水器の浄水とは異なる大きな特徴です、一般的な浄水器の浄水は遊離残留塩素臭などは無くなり美味しい水にはなるかもしれませんが、水に溶けた溶解性の不純物イオンは水道水の時と同様、全く減らずにそのまま浄水に残っています。
逆浸透膜浄水器の純水はお冷の様にそのまま飲んで頂く水としても安全で美味しい水ですが、調理への応用を考えた場合、明確な2つの利点を持ちます。より多くの味覚成分を水に溶かせる事、味覚を邪魔するイオン性不純物が無い水である事。
逆浸透膜浄水器は水に溶けたイオン性不純物も95%以上除去して純水となります、水道水に200ppmの不純物があるとすれば190ppm以上除去します、その除去した190ppm分、より多くの味覚成分を水に溶かし込むことが出来ます。
またイオン性不純物が素材の風味を邪魔する事がなくなりますから、調理人の方が想定した通りの味に料理が仕上がります。お酒の割り水などにも最適で、プロの酒造りの方が焼酎の濃度調整にアクアカルテックの逆浸透膜浄水器を使われています。