浄水器(逆浸透膜浄水器)のラインナップについて①
アクアカルテックが販売している浄水器は全て逆浸透膜式で、純水を造る性能を持った浄水器です。
販売している浄水器は家庭用浄水器から業務用浄水器までありますが、逆浸透膜式の浄水器である以上、同様の純水を造る除去性能を持った浄水器です。
それぞれの浄水器の違いは水を造るスピードや貯水量の違いで水質については溶解性の不純物イオンまで95%以上除去しますので、出来る浄水は同じ純水となります。
家庭用の浄水器で見てみるとアンダーシンクタイプ浄水器のACRT-550MPS、ACRA-545P、ACRA-645UPの3機種があります。
ACRA-645UPは紫外線殺菌ランプを装備している点を除けばACRA-545Pと同仕様です。
ではACRT-550MPSとACRA-545Pの違いはと言いますと、実は殆どありません。
使っているフィルターは同じです、逆浸透膜フィルターはフィルムテック社の1812-50を使用していますので、出てくる浄水の質に差異はありません。装備している電動増圧ポンプはメーカーが異なりますが、大きな差異としては製造工場の所在地です。
ACRT-550MPSは台湾工場の製造ですからMade in Taiwan、ACRA-545Pは米国工場の製造なのでMade in USAとなります。
逆浸透膜浄水器は元々米国で研究開発された浄水器ですから、やはり米国製のACRA-545Pをとご希望されるお客様もいらっしゃいますが、性能的な差異が無く価格も安いACRT-550MPSをご選択されるユーザー様が80%以上を占めます。
ACRT-550MPSは厚さ14.5cmとACRA-545Pに比べると4cm程、薄型設計となっています、僅か4cmの差ですが引出し収納奥の配管スペースへ浄水器本体を設置する場合やシンク下の排水管と壁の隙間へ設置する場合など、この4cmが非常に有利に働く場合があります。
また浄水器の使用されている部品の価格差が大きいのが電動増圧ポンプです、逆浸透膜浄水器に使用されている部品の中で電動増圧ポンプは一番動的な部品ですので、経年による消耗もあります。7~8年で軸ブレなどの不良が出来る場合もあり、ひどくなれば電動増圧ポンプの交換が必要になります。
電動増圧ポンプ単体の価格を比較するとACRT-550MPSに使用されている電動増圧ポンプはACRA-545Pに使用されているものに比べ約半額となります。かと言って両者の耐久性能を比較してACRT-550MPSの電動増圧ポンプが劣る訳ではありません。
価格の安いACRT-550MPSの方が長期的な維持費も安くなります。
浄水器ラインナップ