お勧め浄水器(逆浸透膜浄水器)は?
普通のご家庭でお使いになるなら、お勧め浄水器はアンダーシンクタイプの浄水器です、アンダーシンクタイプ浄水器に附属する貯水タンク容量は約10㍑、10㍑あれば、ご家族5~6人のご家庭でも洗米から余裕を持ってお使いになれます。
お引越しの多い方などにはカウンタートップタイプのイグススミニの方が宜しいのかもしれませんが、逆浸透膜浄水器特有の造水速度の遅さをカバーする貯水タンクの容量が4.5㍑と小さいのが難点です。
アンダーシンクタイプの浄水器も3機種ありますが、この中でお勧めはACRT-550MPSです。
アンダーシンクタイプの浄水器は3機種は逆浸透膜浄水器である以上、できる浄水は純水で、水質に差異はありません、浄水を造るスピードもほぼ同様です。
ACRA-645UPは紫外線殺菌灯が装備されているタイプですが、それ以外はACRA-545Pと全く同じ浄水器ですので、ACRT-550MPSとACRA-545Pの違いをご説明します。
ACRTのTはTAIWAN台湾を表しています、ACRAのAはAMERICA米国を表しています、浄水器それぞれの製造工場の所在国を示しているのです。製造国は異なりますが、どちらもメインフィルターの逆浸透膜は米国フィルムテック社の1812-50Gを使用していますので、除去性能/水質に差はありません。前処理フィルター、後処理フィルターの仕様もほぼ同一ですので、除去性能の持続性についても差がありません。
逆浸透膜浄水器のエンジンとなる電動増圧ポンプ、これは製造メーカーが異なります、電源の種類で見ると米国製はAC電源、台湾製はDC電源となります、電動ポンプの出力は台湾製DCポンプの方がやや強くなります、耐久性については双方とも弊社浄水器として12年以上の経験の中では差がないと考えています。
ACRT-550MPSとACRA-545Pを性能比較すると同一のフィルターを使用して、他の部品性能もほぼ同じなので、性能的な差異は殆ど認められません。ACRA-545Pの価格設定が少し高くなっているのは製造コストや輸送コストの差が大きいのですが、使用部品で価格差が大きいのは電動増圧ポンプとなります、弊社販売価格は台湾製ポンプ¥10,000-に対して米国製ポンプは¥20,000-とさせて頂いています。
浄水器同士の性能差が殆どなければ価格設定が¥28,000-円安いACRT-550MPSがお勧め機種となりますが、逆浸透膜式の浄水器は元々米国で開発された浄水器ですので米国製がご希望の方はACRA-545Pとなります。但し米国製でも樹脂成形品は殆ど台湾や中国製造の部品を使用していますので、ACRA-545PのフィルターハウジングにはMade in China の刻印があったりします。
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