同じ水道水でも差があります


浄水器のフィルター交換/メンテナンスで東京、千葉、埼玉、神奈川、茨城とユーザー様のお宅を廻っています。
弊社のサービスエリアは概ね圏央道の内側となります、水道水で浄水器を使っているお客様も井戸水で浄水器を使っているお客様もいらっしゃいます。

井戸水でアクアカルテックの浄水器を使っている方の9割以上はヒ素や硝酸などが基準値を超えて飲用不可の井戸水の方です、安全な飲料水/調理水を確保するために逆浸透膜浄水器をご利用頂いています。

水道水でアクアカルテックの浄水器を使っている方は宅配水やスーパーマーケット店頭の大型浄水器の純水から切り替えられた方、2011年の震災以降は放射性物質を除去したいと考えている方もいらっしゃいます。

水道水となると水道局が配水している水ですから同様の水質と思われがちですが地域によってかなり違いがあります、浄水器の除去率を確認する為のアイテム、TDSメーターで水の中の不純物量(蒸発残留物濃度)を計測すると地域によって水道水の不純物濃度が異なるのが判ります。

千葉県は利根川水系の下流域に所在する事もあり、残念ながら総じて不純物濃度の高い地域です、蒸発残留物濃度は千葉市で120~130ppm、銚子市では150ppm位となります。

逆に神奈川県の水道水は蒸発残留物濃度50~70ppmと純度の高い綺麗な水と言えます、この様な違いが起こるのは、名前は同じ水道水でも原料が違うからです、原料となる河川水や地下水の汚れ具合(不純物濃度)が水道水の出来上がりを左右するのです。

蒸発残留物にカウントされる溶解性物質=イオンは小さすぎて浄水場では除去出来ませんから原料である、河川水、地下水の性質をそのまま残します、地下水の場合は当てはまりませんが、河川水の場合、蒸発残留物濃度が高い=上流域で放流された下水に汚れた水と言えます。

水道水を作る為に採水する河川の上流に街が有れば、そこでも河川水から水道水を作り、消費した水道水は下水となって河川に戻されます、当然ながら都市部に近い下流域では上流域より汚れた水から水道水を作らなければならない訳です。

この様な原水の汚れ具合が水道水の水質に原因ですが、もう一つ、浄水場の設備により水道水の水質が異なってきます、埼玉県と東京都は利根川水系で考えると原水の水質に大きな差違はなさそうですが、浄水器のメンテナンスでフィルター交換を行うとプレフィルターの汚れは埼玉県の方が汚れが多い傾向にあります。

東京都はオゾンや活性炭を使用した高度浄水処理を行っている浄水場も多く1年使用したプレフィルターの5ミクロン繊維フィルターは殆ど汚れや色付きがありませんが、埼玉県都市部では、あれっ、と思うほど汚れている事があります。

同じ水道水でも地域によってかなり差がある様ですが逆浸透膜式の浄水器ならどんな水道水でも同じ純水まで浄水出来ます。

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浄水器/アクアカルテック