浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 府中市 S保育園様
S保育園様の調乳室への浄水器設置事例です、最近では粉ミルクを溶かす水にも安全性が当たり前に求められる時代です、ドラッグストアには粉ミルク用の水として逆浸透膜浄水器で造られた純水のボトルウォーターがピジョンや明治からピュアウォーターの名称で販売されています。
粉ミルクは様々な栄養素、ミネラルなどが乳幼児の生育にベストな状態で配合されていますので、水に含まれるミネラルや不純物は邪魔になります、ミネラル濃度の高いボトルウォーターの使用などは粉ミルク用の水としては適しません。
保育園の調乳室はどちらも、畳1条から1上半位のドアで区画されたスペースに設けられていてミニキッチンと電子ポットが備えられています。逆浸透膜浄水器の浄水は純水ですが水道水に含まれていた消毒用の遊離残留塩素も除去してしまいますので、殺菌力の無い水ですから一度、電子ポットで熱湯にして細菌が絶対存在しない状態にしてから調乳されます。
もちろん哺乳瓶の容器も滅菌されたものを使用します、調乳室に掲示されたボードには園児一人一人について使用する粉ミルクの種類、量が記載されています、きめ細かな対応が求められるお仕事です。粉ミルクに使用する水について保護者の方からのクレームを頂かない様に万全を期したいとお考えになっての逆浸透膜浄水器のご導入です。
特に2011年の放射性物質問題以降、水道水が安全とは言い切れなくなってしまいましたので、この頃から保育園で弊社浄水器のユーザー様が増えてきています。
幅120cmのミニキッチンで、扉は観音開きですから浄水器の設置場所には困らない様に見えますが、締めてある左側の扉いっぱいに電気温水器が設置されています、洗い物などでお湯を使用する場合、湯沸かし器からの距離があるとタイムラグがあり、中々お湯が出てこない事がありますが、電気温水器ならシンク下で80℃位に沸かしたお湯と冷水を混合して、直ぐに適温の温水が蛇口から出てきますので大変便利です。
また長い経路で給湯配管を施工する事を考えれば工事も軽減されますし、後々のアフターメンテナンスも楽になりますので、お湯の使用量が少ない場合は電気温水器は便利なアイテムです。
左側は電気温水器が占めているため中央のスペースを浄水器本体と貯水タンクの設置スペースに使用しましたが、電気温水器用の配管が入り組んでいて貯水タンクを立てて置くことが出来ませんので、今回は横置きにしました、貯水タンクや浄水器本体は横に寝かせても機能上は全く問題ありませんので、現場状況に合わせて、なるべく収納スペースを残せる様な配置方法を考えます。