井戸水の基本検査


アクアカルテック浄水器のユーザー様の約半数は井戸水で逆浸透膜浄水器を使用されています、その井戸水の殆どは何らかの有害物質が検出されていたり、または明らかな異臭、色がついて飲用に適さない井戸水です。

個人の方が使用している井戸水の水質を調べる場合は最寄りの保健所や民間の検査会社へ採水した水を持ち込んだりして、水質の検査をしてもらうのが一般的です。
井戸水の水質検査も水道水質基準の規制値に沿って行われます、水道水質基準の規制項目は51項目ありますが、個人の方が行う井戸水基本検査は12~15項目位に限定されています、その理由は主に検査費用の問題です。

12~15項目位に検査項目を絞った井戸水基本検査は大抵の場合1万円以下の検査費用となりますが、51項目の検査を行う為の検査費用は、どこの検査機関も概ね20万円前後と非常に高額な検査費用が必要となります。検査機関の方に高額になる理由をお伺いすると、検査項目の中に揮発性物質など検査の為に環境を整えるのに費用が掛かる項目があり、どうしても20万円前後の検査費用となってしまう、との事でした。

井戸水の水質は周辺環境の変化や季節変動もありますから、安全を確認する為の検査であるならば6ヶ月から1年に1回は行いたいものですが、その費用が20万円だとしたら個人の方が負担するには大きすぎます、そこで検査項目を限定して費用を抑えた井戸水基本検査がある訳ですが、例えば15項目の井戸水基本検査を行った場合、51-15=36項目については検査を行っていませんから基準値以内なのか超過しているのかは判りません。

この部分を勘違いされるお客様もいらっしゃって、井戸水基本検査で何も検出されなかった=安全な井戸水、とお考えになってしまう方が結構いらっしゃいます、全51項目の水質検査をするのは現実的ではありませんが、出来れば毒性が高く、検出頻度の高い、ヒ素、マンガン、亜硝酸の3項目を井戸水基本検査にオプションで追加されれば安全確認の面では宜しいかと思います。

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素の基準値超過で浄水器を導入されるお客様が一番多いのですが、これは井戸水基本検査に必ず含まれている検査項目ですから顕在化しやすいのです、水質検査はあくまでも検査した項目だけしか判定出来ません。

ただ、20万円を掛けて井戸水の検査を行うなら、その費用で逆浸透膜浄水器を導入されてもかなりお釣りが出そうです、逆浸透膜浄水器は細菌類以外の全ての水道水質基準項目に対応する事が出来ます。

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浄水器/アクアカルテック