超純水は体に悪い

「超純水は体に悪い、飲めばたちどころに下痢を起こし人間が飲める水ではない」と言う様な俗説はアクアカルテックが逆浸透膜浄水器の販売を始めた当初からありました。家庭用の逆浸透膜式の浄水器で造った水は超純水とまでは行きませんが、ケミカル関係のお仕事をされている方が弊社浄水器の水を純水として使用されているケースはあります。これはケミカル関連の仕事に使用する工業用純水が非常にコストが高い為、アクアカルテックの逆浸透膜浄水器を使用している方がたくさんいらっしゃる訳です。

結論から言えば例え超純水を口にしたところで人体には何の問題も起こりません、むしろ、水道水を飲むよりは有害物質がない分健康に寄与するのではないでしょうか。では何故こんな俗説が流布されているのでしょうか?

「超純水を飲むと体内のミネラルイオンを奪い取ってしまうため、防御反応として人体は下痢と起こしてしまう」と記述された本があるそうです。実際に超純水を飲んだところで下痢どころか人体には何の悪影響もないでしょう。この辺の話は村田徳治先生の「正しい水の話」と言う本に詳しく記述されています。村田先生は実際に超純水手に入れて自ら飲んで実験されていました。

しかし、つい最近も理工学系の偉い先生が、逆浸透膜浄水器の純水をそのまま飲んではいけない、と言っていたとご質問を寄せられた方がいらっしゃいます。

いかに水の純度を高めようと水は水分子の集合体でしかありません、水分子が硫酸の様に他の物質を溶解させる訳もなく、また口に入れば唾液が混ざり、その純水度はたちまち失われてしまいます。

水の純水度を高めたところで人体に影響を及ぼすような奇跡的な物性の変化など起こりうるはずもありません。逆浸透膜浄水器の純水は有害物質を体内に入れない事に意義があるのです。

もう一つ純水に似た響きの言葉で重水というのがあります、重水はその名の通り重い水です。通常の水素原子、酸素原子と異なり、中性子数の異なる同位体を含むため通常より重い水分子を構成し、物性も通常の水分子とは異なります。

原子炉の減速材として使用され、これは生体に大量に取り込むと重大な変調を起こします。まことしやかに純水を危険な水と論じる人々は、まさか重水と純水を混同している訳ではないですよね。

殆どは性能の不確かな怪しい浄水器、整水器を高額で販売している人々がこの様な俗説の出所だと思われます、スーパーマーケットでも逆浸透膜浄水器の純水を配っている時代ですから、冷静にご判断下さい。

アクアカルテック・ホームページ

By 
浄水器/アクアカルテック