浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRA-545P 厚木市 O様
O様が選んだ浄水器はMade in USAのACRA-545Pです。
O様のキッチンは少し年代物です昔ながらの単水栓の蛇口がキッチン奥の壁についています、この場合の給水管は壁の中に入っているか外壁を貫通して室内に入っています、いずれにしてもシンク下には給水管のバルブや継ぎ目はありませんから、浄水器にパッケージされている給水分岐チーズだけでは浄水器への給水を繋ぐことが出来ません。
今回は単水栓蛇口のハンドル部分を外して、そこへ単水栓分岐パーツという部品を使用して浄水器への給水分岐を行います。
単水栓分岐パーツを使用すると単水栓蛇口のバルブ開閉に関係なくバルブの手前で浄水器へ常時給水できるラインが確保出来ます、単水栓分岐パーツの組み込みも立って出来る工事ですので、シンク下に潜り込んで行う通常の給水分岐工事より容易く行えます。
単水栓分岐パーツはホームセンターなどで購入すると結構、高くてアクアカルテックでも別途¥3,240-頂いています。
シンクトップ上で給水分岐をした場合は給水チューブをシンク下の浄水器と繋ぐ経路を作らなくてはなりません、給水チューブを貫通させるための穴あけ加工をシンクトップへ行います。ステンレスシンクトップの切り口は鋭利で給水チューブを傷付けてしまう恐れがありますので、緩衝材としてゴムブッシュを使用します。ゴムブッシュは電材で電気のコードを金属の鋭利な切り口から保護する為の部材ですが、内径6mmのゴムブッシュを浄水器用のチューブ貫通部へ流用しています。
アクアカルテックの浄水器仕様では給水チューブは赤色と決めていますが、シンクトップに赤色チューブは目立ってしまいますので白いチューブを使いました。
シンク下には浄水器の本体と貯水タンクを配置します、逆浸透膜浄水器は逆浸透膜フィルターで水道水から30~35%の水分子を抜き取って浄水を造ります、残った65~70%の水は水道水が濃縮されて不純物濃度が高くなった廃棄水として浄水器から伸びる黒い配管チューブでシンク下の排水管へ捨てられてゆきます。
逆浸透膜フィルターはフィルター自体には汚れを溜めません、分離膜として働き水中の不純物は浄水器の外へ捨ててゆくので3年4年と長期間、同じ95%以上の除去率を維持する事が出来るのです、これは逆浸透膜浄水器特有の仕組みです。
この様な仕組みで造られた浄水は溶解性不純物(イオン性物質)までも数ppm(ppmは%の10000分の1)しか残らず純水となります。
アクアカルテックの家庭用浄水器は逆浸透膜式です、スーパーマーケット店頭の大型浄水器や宅配水を造る浄水器と同じ方式、同じ純水を造る浄水器です。