コーヒーの色が取れない浄水器
一般的な浄水器ではコーヒーの色を除去する事は出来ません、こう聞くと「えっ、そうなの!?」と思う方と「そうだろうね」と思う方、半々ぐらいかもしれません。前者の方の方が浄水器に求める期待が大きそうです。
砒素も取れました、川の水も飲めるようになりました、有害物質は除去してミネラルはしっかり残します、と都合の良い事を言われると、期待の大きさ故に良い浄水器と考えてしまうのも無理からぬ事でしょう。
でもコーヒーの色が取れないと言うことはコーヒーに色を付けている物質より小さな有害物質は素通りと言うことです。是非YouTubeの動画「浄水器」をご覧下さい。
水に溶解している不純物の中ではコーヒーの色を付けている物質もそれほど小さな物質ではありません、付いた色を人間の視覚でも認識できる位のものですから。量的な問題もありますが水の中に人間にとって有害な物質が含まれていたとしても、余程の高濃度にならない限り視覚嗅覚味覚で異常を感じ取る事は出来ません。
実際に今まで、綺麗で透明度が高くおいしい水と飲んでいた井戸水の水質検査を行ったらヒ素などの有害物質が水道水質基準値を超えて検出される事があります。コーヒーの色を除去出来ない浄水器はたとえ美味しい水を作る事が出来たとしても安全な水を造る事は出来ません、だから水道水専用の浄水器なのです。
逆浸透膜式の浄水器は水道水、井戸水を選ばずに使用出来ます、有害物質が検出された飲用不可の井戸水からでも逆浸透膜浄水器は安全で美味しい純水を造ります。