汚染井戸水/地下水に対応出来る浄水器、出来ない浄水器


 
逆浸透膜浄水器と一般的な浄水器の違いは?お客様からのお声に簡単にお答えできると良いのですが。一番判りやすいのはヒ素や硝酸、マンガンと言った有害物質に汚染された井戸水にも対応出来るのか出来ないのか?です。

水道水なら水道局が51種類の有害物質等について安全基準内である事を確認した水ですから、浄水器の除去性能安全性能について責任を問われる事はありません、ところが井戸水/地下水となればヒ素、マンガン、硝酸などが水道水質基準値を超えて安全では無い、飲用不可の場合も普通にある訳です。

「井戸水でヒ素が出ているのですが対応出来ますか?」
「いえ、うちの浄水器は水道水専用ですので...」
「でも除去データにヒ素が取れたって載ってましたよね?」
「ええ、ですが水道水専用の浄水器なので目詰まりとかもあるので井戸水には使えないのです。」
「うちの井戸水は透明で濁りもなく、浄水器のフィルターが目詰まりする事もありませんから、ヒ素が除去できるのならそちらの浄水器を購入したいのです。」
「….いえ、うちの浄水器は水道水専用ですので井戸水には使えないんです….」

これ本当にアクアカルテック浄水器のユーザー様の話です。結局、話にならないので、最終的に弊社へお問い合わせ頂いて逆浸透膜浄水器を導入されました。確かな除去性能があればヒ素や硝酸に汚染された井戸でも飲用可能な水に浄水する事が出来ます、弊社でこの様なお問い合わせを頂いた場合は次の様なやりとりになります。

「ヒ素は何mg位検出されましたか?」
「0.05mgでした。」
「水道水質基準値の5倍位ですね、逆浸透膜浄水器の除去率は95%位ですので、充分対応可能です。但しヒ素の種類が亜ヒ酸の場合は除去率が下がってしまう場合がありますので、ご心配でしたら逆浸透膜浄水器のデモ機をお貸し出ししますので事前にお試しになる事も出来ますよ。」

浄水器の除去率が確立していれば現在の有害物質濃度が浄水器でどの位まで下げられるか予測出来ます、95%の除去率なら有害物質の量を20分の1まで減らせる事になります、1年、2年と長期的なフィルターの劣化など、安全率を考慮すれば、水道水質基準値の10倍程度までが実質的な対応範囲と考える事が出来ます。

「ヒ素が除去できる」と掲げていながら汚染井戸水から逃げる浄水器、

ヒ素が除去できると書いていても、何%除去できるのか、原水に何mgのヒ素が含まれていて、浄水で何mgに減少した等のデータが載っていますか?

例えば、最初の数10リットルだけなら除去できる(イオン交換樹脂を少量添加している)、100あったヒ素が99に減った(活性炭でも微量は吸着します)。

この様な内実であったとしてもヒ素が除去できた、は嘘ではないとも言えます、ですので、「ヒ素は除去できますが水道水専用の浄水器ですので」となってしまうのでしょう。

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浄水器/アクアカルテック