浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 千葉市 K様
アクアカルテックで逆浸透膜浄水器の販売を始めてから19年目に入っています、そうなると最初の頃に浄水器を購入して頂いたお客様の中には、そろそろ新しい浄水器へ買い替えを検討される方も出始めています。
K様も古いユーザー様で、もう16年、逆浸透膜浄水器ACRA-545Pをお使い頂いています。当時は米国工場で生産しているACRA-545P、ACRA-645UPの2機種が主な家庭用浄水器でした、K様は使用している井戸水が「硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素」が水道水質基準値を超えて検出された為に逆浸透膜式の浄水器を導入されました。
今回、電動増圧ポンプの動きが悪くなったので交換が必要なのですが、それならいっそのこと新しい浄水器へとのご意向で、浄水器の入れ替えをさせて頂きました。
井戸水は高温多湿の季節でも冷たいのが特徴の一つですが、それが浄水器の結露を誘発してしまいます、水道水に比べ井戸水で使用されているユーザー様の方が結露による浄水器の汚れや傷みが多くなる傾向にあります。
浄水器内部の水が汚れる事はありませんが、浄水器本体、貯水タンク表面は結露による汚れとサビが目立ちます。
浄水器の結露を嫌って、乾燥を促進させるために流し台の扉を開け放してしまう方もいらっしゃいますが、これは逆効果となります。流し台の扉や引き出しの周囲にはゴムパッキンがめぐらされていて、閉めた状態ならシンク下へ外からの空気は入りにくい構造になっています。
外から新たに水蒸気を含んだ空気が入ってこなければ、シンク下の水蒸気が結露しきってしまえば、それ以上結露が増える事はありません。
扉を開け放してしまうと水蒸気を含んだ空気がシンク下へ流入し、結露が止まらなくなります。
また室内にエアコンを効かせて除湿するのも有効です。でも窓から外気を取り入れた方が気持ちの良い日もありますし、井戸水で浄水器を使っているお客様の中には、浄水器の下へタオルを敷いたり、薄いトレイを敷かれたりと工夫されている方もいらっしゃいます。
新しく入れ替えて頂いた逆浸透膜浄水器はACRT-550MPSです、ACRA-545Pに比べて5cm程薄く作られていますので、少し収納スペースが広がります、また浄水器のブラケットに金属を使わず、樹脂製ですので結露によるサビなどの心配は少なくなります。
現在、K様のお宅には水道水が来ていますが、スーパーマーケットの大型浄水器や宅配水と同じ逆浸透膜浄水器の純水がお気に召してお使い頂いています。