浄水器のメンテナンス、中華そば髙野様
ラーメン屋さんでよく使われているのは業務用の逆浸透膜浄水機LC300HP/SEです、業務用と言っても家庭用のACRT-550MPSなどと仕組みは同様で水道水や井戸水から純水を造る事が目的です、違いは純水を造るスピードです。
業務用で使用するとなると一般家庭の何倍もの純水が必要となります、一般家庭では1日の浄水使用量は10㍑、多いご家庭でも20㍑位でしょう、家庭用浄水器ACRT-550MPSの造水速度は1分間に150cc程度と非常にゆっくりと純水を作りますが、10㍑の貯水タンクが装備されていますので、必要十分といえます。
一方で業務用となるとラーメン屋さんなどでは一日100㍑以上必要なる事もよくありますので、家庭用浄水器ACRT-550MPSの造水速度ではとても間に合いません、でも業務用浄水器LC300HP/SEなら1時間に約40㍑の純水を造る事が出来ます、40㍑の貯水タンクとのセットはラーメン屋さん向けの定番商品となっています。
たくさんの純水を使うラーメン屋さんですが、メンテナンス周期は家庭用浄水器と同様、基本的に年に1回です、一般家庭に比べて浄水器には何倍もの通水量がある訳ですが、それに対応する為に、プレフィルターの種類と構成を家庭用とは変えてあります。
中華そば髙野様も年に1回のフィルター交換/メンテナンスの時期が来ました、浄水器を導入して頂いたのは、もう2年以上前なのですが、実はまだ中華そば髙野様のラーメンを食べたことがないのです(;_;)。
日中、浄水器の取付工事やメンテナンスで動き回っていると、中々お昼時の良い時間にお伺いする事は難しく、お昼はコンビニのおにぎりやパンで済ましてしまう事が常となっております。
今日はお昼の営業時間内の13:30に入店する事が出来ました(浄水器のメンテナンスは14時からの予定です)。運良く1席空いていて直ぐに座ることが出来ましたが~14時までの営業時間ギリギリの時間帯でもまだ、お店の外に並ぶ人が…幸運でした。
初めてですので券売機で代表作の特性鶏の中華そばを選んで席につきます。
来ました!2年半待ったラーメンです!
繊細な鶏のスープとスープ絡みの良い歯ごたえのある麺、最高です!味玉、シナチク(細く柔らかく適度な歯ごたえ)三つ葉、チャーシュー、ワンタンと盛りだくさんの具が乗っていて、どれも美味しい!
その中でも特に感動したのは鶏むね肉を使用したチャーシューです、油好きの私は普段、鶏むね肉は殆ど食しません、でもこの鶏むね肉チャーシューは全くパサパサなんかしていないのです。油が無いのにしっとりジューシー、こんな鶏むね肉ならいくらでも食べてしまいます。
よくハンバーグなどの食レポで肉汁たっぷりなどと表現していますが、その肉汁は多くが油だと思います、この鶏むね肉チャーシューの肉汁は本当の肉汁です。
これが低温調理なのか!
店主の髙野様曰く、ここまでに多くの試行錯誤を重ねてきたそうです、こんなに美味しい鶏むね肉なら毎日食べたいですね。
味はもちろん、量的にも大満足な1杯です。次の機会には話題の、つけ麺を頂きたいと思います。
大満足の一杯の後には浄水器のメンテナンスです、水道水の不純物量69ppmに対して浄水3ppmと逆浸透膜フィルターは目詰まりもなく、非常に良好な状態です、プレフィルター3本の交換と貯水タンクの消毒/空気圧調整、全体的な機器調整をさせて頂きました。