逆浸透膜浄水器の耐用年数
「浄水器の耐用年数はどのくらいでしょうか?」
アクアカルテックの浄水器ご購入を検討されるお客様からよく頂くご質問です。
浄水器購入費補助金制度等、行政関連の提出書類には一般的な家電製品と同様に「耐用年数8年」と記載して提出しています。
一方で私が自宅で使用している逆浸透膜浄水器ACRA-545Pはもう20年経過しました、電動増圧ポンプの作動音はタンタンッと結構大きくなってしまいましたが浄水器全体としては大きな部品の交換もなく、良好な動作状態と言えます。
お客様へのご説明としては、浄水器の耐用年数は10年位を目処とお考え下さい、とお答えしています。
10年の耐用年数に対して、毎年の浄水器メンテナンスを適切に行う事により15年位は良好な状態でお客様に浄水器を使って頂きたいと考えています。
年に1回行う浄水器のメンテナンスですが、単にフィルター交換だけをしているのではありません。
逆浸透膜式の浄水器はフィルターだけでも5本、その他多くの部品で構成されていますから、動きの悪くなった部品など、必要に応じて交換、調整を行います。
またお客様へ逐一お伝えはしませんが、細かなパッキンなどは計画的に交換して行きます。
ゴムパッキンは経年劣化で硬化したり、水質によっては溶けて崩れてしまう場合もあります。
これらはお客様に逆浸透膜浄水器をより長く安全で良好な状態でご使用頂くために必要で重要なメンテナンスとなります。
それでもモノには寿命があります。
浄水器が壊れると言えば、水漏れ、弊社スタッフも水漏れ無いように、メンテナンス時には細心の注意を払う部分です。
アンダーシンクタイプ浄水器はシンク下で日光や蛍光灯等の紫外線が当たる場所ではありませんから、樹脂成形部品等の劣化は少ないはずですが、10年~15年と長期間、高水圧で押される浄水器の躯体はダメージがあるかもしれません。
また浄水器の使用頻度は各ご家庭でかなり差があり、使用量が非常に多いご家庭では浄水器全体の消耗度も大きくなり年数だけでは判断し難くなります。
2階のキッチンへ浄水器を設置されているお客様や集合住宅で2階以上でお住まいのお客様は、もし浄水器から漏水したら、発生する損害リスクは大きくなる事もあるかもしれません。
弊社でも2階以上へ設置されているユーザー様へは15年位で浄水器のお買い替えをお勧めしています。
一方で戸建住宅の1階へ設置されている方の場合は、多少の水漏れ位、とお考えになる方もいらっしゃいますので、私と同様、20年近くアクアカルテックの浄水器をご利用頂いているユーザー様はたくさんいらっしゃいます。
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