スーパーの浄水器の水は安全?

SN3D0033

水道水でアクアカルテックの浄水器を使っているユーザー様の多くはスーパーマーケット店頭の大型浄水器を利用されたり宅配水の純水を利用されたりしていた方です。
弊社ホームページへご訪問いただく方の検索傾向を見ても様々なスーパーマーケットの名称が出てきます。

そして、中にはスーパーマーケットの浄水器の安全性について疑問を持っている方もいるのが読み取れるような検索ワードも散見されます。
リターナブルボトルで運用されていますから、ボトルの衛生状態は個人の管理となりますが、今回は浄水器についてです。

スーパーマーケット店頭の大型浄水器は殆どが逆浸透膜式の浄水器ですから浄水は純水、それはどこのスーパーマーケットであろうと変わらないはずです、浄水器の適切なメンテナンス管理がされていれば、ですが。

逆浸透膜浄水器は水に溶けている一番細かいイオン性不純物まで95%以上除去しますので、水の電気抵抗を計測すれば除去率(=水の純水度)は簡単に’秒’で計測出来ます、多くの人が使用する大型浄水器では家庭用浄水器以上に頻繁で細かなメンテナンス管理が必要とされるでしょう。

ところが弊社ユーザー様から少し気になる話をお聞きした事があります、近所のスーパーマーケットの浄水器からお買い物の度に純水を汲んでいらっしゃいましたが、逆浸透膜浄水器についての知識を持っていらっしゃったのでTDSメーターを購入されていました。TDSメーターは(蒸発残留物測定器)、水の電気抵抗を計測する事で水に溶けているイオン性不純物の量を測る計器です。

それでスーパーマーケットから汲んできた浄水器の水を測ると50ppm前後、ご自宅の水道水は130ppm前後ですから除去率60%程度と類推出来ます。

大型逆浸透膜浄水器は大容量の逆浸透膜フィルターを使用している為、低用量逆浸透膜フィルターより除去率は多少低下すると思いますが、それでも正常な状態であれば90%を大きく割り込む事はないでしょう、これは確実にフィルター交換/メンテナンスが適切に行われていません。

こちらのユーザー様は弊社逆浸透膜浄水器ACRT-550MPSを購入されたのですが、浄水器の浄水がTDSメーターにより計測数値で5ppmまで下がったのを確認してご安心されたご様子でした。

もし、スーパーマーケットの浄水器の水に疑問を持ちつつ汲んでいる方がいらっしゃるのでしたらTDSメーターの購入をお勧めします、アマゾンで安いものなら1000円位から購入する事が出来ます、できれば2000円以上のものを購入された方がよろしいかと思います。

TDSメーターがあれば、スーパーマーケットから汲んできた浄水が不純物の無い安全な純水なのかどうか簡単に判断する事が出来ます。

TDSメーターを使用される時の注意点を一つ、TDSメーターの感度には個体差があります、同じ水を計測しても別のTDSメーターでは違う数値が出る事はむしろ当然で、浄水の数値だけを追いかけるのではなく、原水と浄水の差で考えてください。

除去率を90~95%とすれば、原水が100ppmなら浄水5~10ppm、原水200ppmなら浄水10~20ppmが適正値となります、ここで原水はスーパーマーケットがごく近所ならご自宅の水道水でも良いでしょうし、スーパーマーケットにお手洗い等があればそこの水を計測しておけば確実です。
また雨の多い季節は原水の不純物量は少なくなり、乾季には多くなる傾向にあります。

浄水器のアクアカルテック・ホームページ

By 
浄水器/アクアカルテック