脱イオン水

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オリンピックも中盤戦です、無観客開催となってしまいましたが、時間さえあればリモートで公平に観戦出来るとも言えるかもしれません。
夕食時は私もオリンピック中継を楽しんでいます。

オリンピック期間中の交通渋滞を懸念していましたが、首都高速自体は空いていますので、都心主要部を避ければ弊社の仕事にも大きな影響は少ない様です。
交通規制はオリンピック期間中と早合点していまして7月19日に世田谷のお客様へ浄水器のメンテンスにお伺いしてしまいましたが、19日から交通規制が始まっていたのですよね。

首都高速3号、4号の下を走る幹線道路の混雑は相当なもので23区内を下道で動き回るのはかなり大変ですが、千葉から都心を通り抜けて横浜方面などのお客様へは首都高速が非常に空いているのでスムースに移動出来ます、予想外ですね。

アクアカルテックホームページを閲覧して頂いている方の検索キーワードに「脱イオン水」という言葉が目に付きます、「脱イオン」で検索をしてみると工業用純水が多く出てきます。「脱イオン水」とは水に溶けてイオン化した不純物を除去した水という意味の様です。

水に溶けている不純物の中で最小の物質はイオンです、例えば塩が溶けるとナトリウムイオンと塩素イオンになりますが、ナトリウムイオンはナトリウム原子が電子を一つ手放した状態ですので、大きさはナトリウム原子とほぼ同一です。通常環境で原子はこれ以上分割出来ませんから水中では最小の不純物の形態となります。

工業用純水は半導体などの繊細な部品洗浄や工業製品の希釈水、バッテリー液などに使用されます、純水という事では逆浸透膜式の浄水器に類似する水ですが、通常の工業用純水は更に純度が高い水となります。

逆浸透膜浄水器は水から不純物イオンを95%除去しますので、浄水に5%の不純物イオンが残る勘定になります。ここで5%と聞くと、結構残っている様に思われるかもしれませんが、例えば東京の水道水に含まれている不純物イオンの量は100ppm前後です。

ppmは100万分の1を表しますので1ppmは1%の1万分の1となります。100ppmは0.01%ですから、少し乱暴ですが重量比で概算をすると1㍑=1000gの水の中に100ppmは0.1gにしか過ぎません、そこから浄水器で95%すると残り5%は水1㍑当たり0.005gと非常に微量となりますので飲料用としては、もう純水です。

それが工業シーンとなると、半導体洗浄などで、その微量が支障となる場合もありますが、一方でそこまでの純水では無くとも用が足りるケースもあります。

アクアカルテック浄水器のユーザー様でも工業製品の希釈水やバーッテリー液、歯医者さんの滅菌用オートクレーブなどで工業用純水の変わりに逆浸透膜浄水器の浄水をご利用になっていらっしゃいます。

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浄水器/アクアカルテック