純水と浄水の違いは何ですか?
「純水と浄水の違いは何ですが?」
逆浸透膜浄水器の浄水は純水になります、とアクアカルテックのホームページでは宣伝している訳で、言葉遊びの様にとられてしまうかも知れませんが。
例えば水道水を作る施設は浄水場といいます。
河川水や地下水から水道水にする過程で浄水場で浄水が行われている訳です。
浄水という言葉の意味を考えれば水の中の不純物を取り除いた水と考える事が出来ます。
そうなると例えば河川水に含まれている泥や藻を取り除いた水も浄水となりますし、水道水から遊離残留塩素を活性炭で除去した水も浄水となります。
浄水は非常に幅の広い言葉となります。
浄水器も同様に使用されているフィルターによって除去できる物質(主に大きさでの選別)が異なりますから、浄水器の浄水と一括りにしてしまえば、同じ浄水の名称でもその浄水の水質には差が有ると考えてください。
ちなみに逆浸透膜浄水器の場合、画像の様に5本のフィルターを通して浄水し、この様な工程を経て浄水は純水になります。
専門用語になってしまいますが、浄水に使用されるフィルターはフィルター孔の大きさでいくつかのカテゴリーに分かれています。
日本製浄水器によく使用される精密濾過膜
人工透析や工業分野で使用される限外ろ過膜
海水淡水化の為に開発された逆浸透膜
大きく分けてこの3種類のフィルターがあります。
浄水器の浄水が純水と呼べるレベルになる為には水に溶けているイオンを除去できなければなりません、例えば塩を水に溶かすとナトリウムイオンと塩素イオンになり、塩辛い水になります。
イオンを除去するとはこのナトリウムイオン、塩素イオンや金属イオンを高率できる浄水器、塩辛い水を真水に浄水出来る浄水器、それが出来る浄水器の浄水を純水と呼べるようになります。
逆浸透膜式の浄水器は水に溶けているイオン、溶解性物質を95%以上の高率で除去出来るので、浄水を純水と呼んでいるのです。
精密濾過膜を使用している日本製浄水器は高性能と言われますが水に溶けているイオンは小さすぎて100%浄水器を通過して浄水に残留します、精密濾過膜で除去できるのは細菌類などの大きさの不純物まで、細菌も人間の目では中々見つけれれませんから高性能である事は間違いないのですが。
スーパーマーケット店頭に設置されている大型浄水器の殆どは逆浸透膜式の浄水器で買い物帰りに皆さんがボトルに汲んでいる浄水は純水です、アクアクララやハワイウォーターといった宅配水も多くが逆浸透膜浄水器で造られた浄水、それも純水です。
浄水器のアクアカルテック・ホームページ