浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:LC300HP/SE 富里市 K社様
K社様が経営するレストランは井戸水を使用しています、管轄保健所から求められる定期的な水質検査の結果は有害物質もなく良好なのですが、水が美味しくないのが難点です。
水の味は好みもありますがスタッフの方が揃って「不味い水」と判断されると言うことは、井戸水由来の有害物質ではないけれど独特の味が含まれいるのだと思います。
水本来の味を規定するなら不純物の無い純水が基準になろうかと思います、逆浸透膜浄水器で造った純水は原水の不純物量にもよりますが浄水の不純物量は10ppm以下と非常に微量です。
純水は美味しくないのでは?と懐疑的に考える方もいらっしゃいますが、さにあらず、谷川岳や箱根の水くみスポットで不純物量を計測すると20ppm前後ですので、逆浸透膜浄水器が造る純水は美味しいと言われる自然水に近いテイストだと言えます、大多数の人は逆浸透膜浄水器の純水を飲んで好印象を持つでしょう。
ちなみに東京都の水道水に含まれる溶解性不純物の量は100ppm前後が多いですね。
レストランで使用するお冷、給茶に逆浸透膜浄水器を利用される訳ですが、席数も多く60席程、業務用の逆浸透膜浄水器LC300HP/SEを導入して頂きました。
小規模の飲食店なら家庭用浄水器ACRT-550MPSを使用する場合もありますが一日の使用量が30㍑を超える様な場合は業務用浄水器の出番となります。
写真右側にあるのが浄水器の蛇口です。パントリーの流し台へ浄水器の蛇口を設置しています。
シンク下の奥に見えるのが逆浸透膜浄水器LC300HP/SEです、家庭用浄水器のACRT-550MPSに比較すると少し大きいのですが、タテヨコ寸法はそれ程変わりません、奥行きは10cm程厚く25cmとなっています。
見た目は同様ですが、造水速度が違います。
LC300HP/SEの造水速度はACRT-550MPSのおよそ5~6倍のスピードで純水を造ります。
造水速度の早い業務用浄水器LC300HP/SEなのですけど、早いといっても700ml/分程、やはり貯水タンクは必要です。
調理台の下には30㍑貯水可能な圧力タンクを装備しています。LC300HP/SEの造水速度なら40~50分位で貯水タンクを満水にする事が出来ます。
特に夏場は水の消費量が多くなる季節ですので、夏を迎える前に浄水器のフィルター交換/メンテナンスをさせて頂く様にメンテナンス時期を設定しています。