日本製の逆浸透膜浄水器
「日本製の逆浸透膜浄水器」よく見かける検索キーワードです。
高性能な逆浸透膜式の浄水器がほしいけど外国製の浄水器では品質に不安が、日本製の逆浸透膜浄水器はないだろうか?
とお探しなのでしょう。
家庭用の逆浸透膜浄水器に純然たる日本製は無いでしょうね、ほとんどのフィルター、部品など、日本国内では製造していません。
原材料が外国製でも日本国内で組み立てれば日本製の逆浸透膜浄水器と主張する事は出来るかもしれませんね。
アクアカルテックではどうかと言いますと。
海外の工場から半分組み上がった様な状態で送られてきます。
それを組み立ててフィルターを装填して浄水器の出来上がり、とは成りません。
海外工場から出荷されてくる浄水器から経験的にエラーの出やすい部品を入れ替えたり、部品の接続をより、水漏れがしにくい方法で接続し直したり、組み上げ作業があります。
大きな問題は海外工場へ指示を出して改善してもらいますが、細かいところまでは指示も相手方の理解も中々行き届かないので、自分でやってしまう方が確実です。
また日本の流し台等の設置場所の状況に合わせた細かい仕様変更や調整も必要です。
浄水器を組み上げると出荷まで通水して運転を行います、プレフィルターは試験用のフィルターを使用しますが、逆浸透膜フィルターは出荷するフィルターを実装して稼働試験を行います。
これは実際に出荷を行う逆浸透膜フィルターが規定された除去性能を持っている事を検査する必要が有るからです。
現在、アクアカルテックで使用している家庭用浄水器の逆浸透膜フィルターは、米国フィルムテック社製造のフィルターを使用していて年間を通しても除去率95%を下回るなどのエラーは殆どありませんが、出荷時に全ての浄水器で除去性能試験(95%以上の除去率である事)、水漏れ試験や異音など稼働状況の検査を必ず行っています。
この様な出荷時検査を行うと、ときに逆浸透膜浄水器に使用されている部品に不具合が発生して部品交換を行って再検査となる場合もあります、樹脂成形品で本来、穴が空いているべき場所に穴がなくて通水が出来ない、なんてケースもあります、稀にですけどね。
海外工場から送られた逆浸透膜浄水器をそのまま出荷しているのではなく、日本国内で組み上げ調整をしていますから日本製という事も出来なくは無いですが、日本製の逆浸透膜浄水器ですか?と問われれば、海外の工場へ弊社の浄水器仕様を伝えてOEMで生産してもらっています、とお答えしています。
浄水器のアクアカルテック・ホームページ