井戸水が飲めるのか調べたい
アクアカルテック浄水器のユーザー様の半数以上は井戸水(地下水)で浄水器を使用しているお客様です。
ヒ素や硝酸性窒素、マンガンが水道水質基準値を超えて検出されてしまった=「飲用不可」の判定です、水質検査では問題無しの判定だったが、硫黄の様な臭いが我慢できない等、井戸水について何らかの問題を解決する為に逆浸透膜浄水器を使用しています。
水道水と異なり井戸水は個人の管理となりますので、その井戸水が飲めるのかどうかの判断や判断するための水質検査は所有者が行う事となります。
「井戸水を飲めるかどうか調べたい」
地域の保健所や民間検査機関では水道水質基準51項目の検査を有料で行っています。
具体的は事前に保健所、民間検査機関に出向いて検査項目に応じて必要な種類(数)の採水用ボトルを借りて、ご自宅に戻り採水、保健所、民間検査機関へ提出となります。
「一般細菌」や「亜硝酸性窒素」など温度、時間経過を原因として結果が悪くなる場合がありますので、採水後はなるべくクーラーボックスなどで保冷して速やかに提出することが肝要です。
提出後、1周間位で検査結果が郵送されてきます、その水質試験結果書に「飲用不可」判定が無ければ、この井戸水は飲める、と判断する訳ですが、そう単純にも行かないのです。
例えば水道水と同等の安全性を求めるなら水道水質基準51項目の検査をするべきですが、51項目の検査料金は非常に高額で20万円近くするのが常です、何故この様な高額になってしまうかと言うと揮発性物質など検査条件を整えたり諸々に高い経費が掛かる項目が有るからだそうです。
そこで検査料金を1万円位に抑えた11項目検査などが用意されていて、一般家庭の方は殆どがこの11項目検査を選択されます。
11項目ですから水道水質基準51項目から40項目が抜け落ちた状態です、この11項目で「飲用不可」判定が無かったとして、それでこの井戸水が飲めるのか?となると、それはもう個人の判断です、11項目しか検査していないのですから。
しかし現実的にはこの11項目検査で殆どの方がご自宅の井戸水が飲めるかどうかを判断されて生活しています。
個人住宅ではなく飲食店など不特定多数の方が利用する営業形態の場合はどうでしょうか?
管轄保健所の判断は地域差がある様ですが、井戸水(地下水)で飲食、食品製造などの場合、基本的に滅菌器(除菌器)の設置はまず指導されます、これは井戸水を塩素系の薬剤で消毒するもので、「大腸菌」「一般細菌」への対応策です。
それと使用する井戸水が飲用に適した水である事を証する書類が必要となります、つまり水質試験結果書ですが、ここで求められる項目数も多くは11項目の検査です。
営業形態でも11項目で良いのか?とも思いますが、51項目の様な大きな費用負担は行政側も求めたくないのかとも思います。
20万円の費用を掛けて51項目の検査を行っても「飲用不可」判定がでれば、その費用も泡と消えてしまいます。
その井戸水が飲めるかどうか?
それは、現実的にはその人の判断になってしまいます。
「一般細菌」「大腸菌」など細菌類が出ている場合は家全体の水を滅菌器で消毒をします、その他49項目ヒ素、マンガン、硝酸性窒素、シアン化物など有害物質がご心配なら逆浸透膜式の浄水器を使用すれば95%以上除去出来ます。