浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 八街市 O様
八街市では硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が水道水質基準値を超えて検出された井戸水に逆浸透膜式の浄水器を設置すると購入設置費の1/3が助成されます。
付近に水道本管が敷設されていない事や個人住宅である事などの条件がありますので、該当の方は事前に市役所環境保全課でお問い合わせ下さい。
O様の井戸水(地下水)は硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素が水道水質基準値10mg/㍑のところ16mg/㍑検出されて飲用不可の判定です、八街市の補助金制度を利用する場合は浄水器設置後に水質検査を行って水道水質基準値以下に浄水されている事を確認しなければなりません。
逆浸透膜浄水器を使用した場合の除去率90~95%となりますが、今回は0.52mg/㍑と額面通りの好結果となりました。
浄水器通過後の浄水が10mgを超えた経験はありませんが、採水状況などによっては除去率が90%位の場合もありますので、95%以上の除去率が出るとホッとしますし、お客様も安心されると思います。
O様のシステムキッチンは左側に既存蛇口が設置されていますので、浄水器用の蛇口はオーソドックスな左側となりました、浄水器用蛇口のハンドルは右側についていますのでシンク左側への配置が自然です。
シンクトップは標準的な蛇口配置でしたがシンク下は少し複雑です。
給水給湯管、排水管の配置状況から引き出し奥の配管スペースへ浄水器本体幅40cmが確保出来ません。
O様と相談の結果引き出し収納上へ浄水器本体、貯水タンクを配置する事でご承諾を頂きました。
浄水器の本体は高さの低い引き出し収納下段へ横置き設置です。
貯水タンクは直径が28.5cmありますので高さの高い上段の引き出しへ横置き設置です。
最近は観音開き扉の収納は少なくなりまして、新築やリフォームで設計段階から逆浸透膜浄水器の導入を決めていらっしゃるなら、予め45cm幅一つのボックスを観音開きにして頂ければ浄水器本体と貯水タンクが置けるのですが、キッチンメーカーの設定で元々引き出し収納しか無い場合もある様です、まあ収納効率を考慮すれば当然の帰結ですよね。