井戸水で使える浄水器は?
アクアカルテックのホームページを閲覧される方の検索キーワードを見てみると、井戸水で使える浄水器を探している方が多くいらっしゃいます。
「井戸水用浄水器」
「井戸水で使える浄水器」
「浄水器を井戸水で使って大丈夫?」
浄水器の仕事は水から不純物を取り除き水の純度を上げる事ですが、その性能は同じ浄水器という名称でも浄水器によって異なります。
弊社が扱っている浄水器は逆浸透膜式のみです、弊社ユーザー様の60%位は井戸水(地下水)で弊社浄水器を使用しています。
そのユーザー様の殆どはヒ素、硝酸態窒素、マンガンなどが水道水質基準値を超えて検出され、飲用不可判定が出た方や、硫黄臭やドブ臭い臭気、濁りや色などで飲むには非常に抵抗のある井戸水の方です。
残り40%の方は水道水で逆浸透膜浄水器を使っていのですが、水道水の方も井戸水の方も同じ仕様、同じフィルターの浄水器をお使い頂いています。
逆浸透膜浄水器なら水道水でも井戸水でも同じ浄水器で対応出来るのです。
水道水は水道水質基準51項目について安全が確認された水です、水道水にしか使用出来ない浄水器は、水道水専用と記載された浄水器は、
安全な水道水でしか使用してはいけない!浄水器です。
「水道水専用」と書かれた浄水器に水の安全性を期待する事は出来るでしょうか?
単純明快にお話をすれば逆浸透膜浄水器に使用されているフィルター、逆浸透膜は巷の浄水器で使用されている精密ろ過膜よりも格段に細かいフィルターである事、フィルターが細かいから、より小さな有害物質も除去出来る訳です。
なら、みんな細かいフィルターを使用すれば良いのでは?となりますが、逆浸透膜まで細かいフィルターを採用すると孔が細かすぎて水分子も通りにくくなります。
細かい孔に水分子を押し込む為に電動増圧ポンプを装備したり、遅い造水速度を補完する為に貯水タンクを装備したりと逆浸透膜浄水器は大掛かりな浄水装置とりますので、浄水器が大きくなってしまうのは逆浸透膜浄水器のデメリットとも言えます。
ですが、世界最高の浄水性能が有るかのごとく宣伝している浄水器の殆どは「水道水専用」で井戸水には使えません。
逆浸透膜浄水器と言えど無制限に全ての井戸水に対応出来る訳ではありません、例えば水道水質基準の30倍等の高濃度に有害物質が検出されているとすれば、逆浸透膜浄水器で95%除去したとしても、残留する5%が水道水質基準値を超えてしまう場合もあるので、事前にテストを行う必要があります。
一方、「水道水専用」の浄水器は井戸水では除去率の話すら出来ません、ヒ素や硝酸態窒素など深刻な有害物質を除去する性能が無い浄水器だからです。