浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 山武市 K様
K様は食堂を営んでいらっしゃいます。
今回は業務用厨房への浄水器設置事例となります。
家庭用浄水器ACRT-550MPSの浄水貯水量は10㍑、造水速度は8㍑/時間ですから食堂の調理全般を担うには少し容量が足りません。
食堂の規模にもよりますが浄水の使用範囲を限定する事で家庭用浄水器のACRT-550MPSでもある程度ご満足できる様な運用になります。
まずは来店された方へお出しするお冷が一杯120cc、お米の洗米にはかなりの量を使うでしょう、水に最初に浸けた時にお米に滲み込む水が60%と言われますから、浄水器の浄水にしばらく浸した後に水道水で研いで、ザルで水切りをして焚く時の水は浄水を使用する事によって浄水の使用料を減らします。無洗米にしてしまえば浄水の使用量は更に減ります。
後はスープ類を純水で手当できれば、かなりの部分を逆浸透膜浄水器の純水で対応する事が出来ます。
ACRT-550MPSは家庭用浄水器ですから1日の使用量想定は10~20㍑位です。30㍑に近づく様なら業務用浄水器LC300HP/SEをご検討下さい。
浄水器への給水分岐は既存の単水栓から行っています、単水栓のハンドル部分を取り外して上部分岐パーツ(単水栓用)を組み込むと単水栓の開閉に関わらず、浄水器へ常時給水する事が出来る様になります。
白い給水チューブで流し下へ配置した浄水器へ水道水を繋ぎます。
浄水器で造られた純水は右隣の浄水蛇口から吐水されます。
業務用厨房はシンクが深い分、シンク下で高さ方向のスペースが取れないので、浄水器の本体を立てる事が出来ません。
浄水器本体を横に寝かせて配置しました、浄水器は寝ていても機能上問題ありませんので、スペースが取れない場合はよくやる配置方法となります。
左側には10㍑の貯水タンクを配置しています。実際に運用を始めてみて、どうしても貯水量が足りない場合は10㍑タンクをもう一つ追加する事も出来ます。
貯水タンクの追加はスペースさえ有れば非常に簡単ですので、足りない時に後から追加されれば宜しいかと思います。