逆浸透膜浄水器とは?


逆浸透膜浄水器も一般的な浄水器も水の中の不純物を除去する事には変わりがありません。
逆浸透膜浄水器の違う部分は単純に細かいフィルターを使用している事です。

浄水器に使用されるフィルターは、その細かさに応じてカテゴリーが分かれています。
日本製で高性能とされる浄水器に使用されているのが精密ろ過膜、中空糸膜と表示される場合もありますが、中空糸膜はフィルター形状を指しますので、精密ろ過膜の中空糸膜があれば、逆浸透膜の中空糸膜もあります。

精密ろ過膜は細菌類などはほぼ100%通過出来ない大きさですが、例えば海水を精密ろ過膜で浄水しても変化する事なく塩辛いままの水です。

精密ろ過膜より細かいフィルターに人工透析や工業化学で使用される限外ろ過膜があり、逆浸透膜はそれよりも細かいフィルターカテゴリーとなります。
逆浸透膜浄水器は細かいフィルターを使用しているから、より細かい不純物を除去する事が出来る、非常に単純な話です。

ただし、細かいフィルター使用する事が良いことばかりでは無く、逆浸透膜まで細かいフィルターになると水分子もゆっくりとしか通過出来なくなってしまいます。
言い換えると大量の浄水処理が出来る浄水器は水に溶けた塩の様な細かい不純物は除去出来ないのです。

弊社の家庭用逆浸透膜浄水器ACRT-550MPSが造る浄水(純水)は1分間に180cc位、コップ一杯程でしかありません、この様な造水速度では使用に耐えませんので、それを補う為に10㍑の貯水タンクへ浄水を貯めて使用します。

非常に細かい逆浸透膜フィルターの目詰まりを防ぐためのプレフィルター、逆浸透膜フィルターへ水を押し込む為の電動増圧ポンプやそれらを制御する為のスイッチ類と逆浸透膜浄水器は複雑かつ大きくなってしまう部分は欠点と言えますが、それを補って余りある確実な除去性能で安全な水を確保出来る浄水器です。

アクアカルテック浄水器のユーザー様の60%は井戸水でヒ素や硝酸態窒素などの有害物質が基準値を超えて検出されて飲用不可判定が出た事を理由に逆浸透膜浄水器を導入され、安全な飲料水/調理水を確保する為に使用しています。

残り40%ユーザー様は水道水ですが、スーパーマケット店頭に設置されている大型浄水器から水を汲んでいたり、宅配水を購入されたりしていた方が同じ純水を造る事が出来る浄水器を探してアクアカルテックを見つけて頂いた方です。

スーパーマケット店頭の大型浄水器も現在では逆浸透膜式以外の浄水器を見かける事はありません、RO,ピュアウォーターなどの表記があれば、それは逆浸透膜式の浄水器である事を示しています。宅配水も富士の天然水などナチュラルウォーターを除けば全て、逆浸透膜浄水器で造った純水もしくは純水をベースにミネラル等添加物をいれた水です。

飲用不可の井戸水からでも引用可能な純水を造り、スーパー店頭の大型浄水器や宅配水と同じ純水を造る浄水器は逆浸透膜浄水器です。

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浄水器/アクアカルテック