活水器、整水器は水に電気や磁気を使い、また別の物質を溶かして水を活水する、機能をもたせる、還元性の高いアルカリイオン水とする等される浄水器の似た商品ですが販売メーカーの宣伝は浄水器とは異なる素晴らしい商品の様に表現されています。それら浄水器みたいな活水器、整水器の水を飲むことによって健康を増進する、水、料理が美味しくなる等が販売メーカー主張です。それらの効能の中にはオカルト?まがいのニセ科学も多くあり根拠の明確なものは殆ど無いと言えます。平成17年12月には不当な効能表示として公正取引委員会から排除命令が出たメーカーもあります(磁気活水器、アルカリ還元水 計3社へ対して)。下記HPは化学研究者の方が浄水器産業についてのおかしな効能、宣伝文句について科学的かつ、分かり易くコメントされていますのでご参考にして下さい。
水商売ウォッチング (蛇口産業)
一方、浄水器は水の中に含まれる不純物を除去して水を浄水する事が目的で、安全でおいしい水を造る事が浄水器に求められる理想だと考えます。
浄水器にも色々な種類があります。例えば水道水の嫌な臭いや塩素を除去するだけでしたら、活性炭+中空糸膜、セラミック等でも充分でしょうし、浮遊している様な大きなサイズの不純物を除去するだけでも健康上意味のあることだと考えます。
しかし多くの方がこの様な簡易的な浄水器を使用していても安全性の不安からペットボトルの水を購入しています。浄水方式別の性能比較表を下記に記します。
浄水器を御検討される場合、どの位のレベルの水を求めるのかに依って浄水方式が変わります。
安全性の高い水を求めるならコストパフォーマンスも考え合わせ、現時点では逆浸透膜式以上の浄水方式はないでしょう。確かな性能を持った浄水器は除去性能を測定して数値で表現する事が出来ます。
「パーフェクトレベルの除去」とか「有害物質を除去してミネラルはそのまま」(ミネラル単位で存在するカドミウム、水銀等は除去出来ないと言うことです。)明らかにサイズの大きな特定の不純物(細菌類等)についてだけ100%近い除去性能を謳ったりと、言葉による装飾は浄水器の性能について何の意味も持ちませんし、そんな曖昧な表現しか出来なかったのが一般的な浄水器です。
逆浸透膜浄水器は原水にどの位の不純物が含まれていて、浄水器を通した後の浄水に不純物がどの位残っているのか、全て数値で表現出来ます。
国内の検査機関に弊社の逆浸透膜浄水器を持ち込んで除去性能試験を行った試験データを下記に記します。