アルカリイオン整水器の販売員にプチトマトを洗って水が黄色くなるのは、内部に浸透して農薬を溶かし出しているのだ、と言われましたが本当ですか?
浄水器の関連商品、アルカリイオン整水器のご質問です。水が黄色くなる事から推測するとアルカリ度の高い水によりプチトマト表面の色素が溶けて水が黄色くなったのではないでしょうか?黄色い水が農薬によって色が付いたのだとしたら、大根や長ネギ等の白い野菜でもやはり黄色くなるのでしょうか?
実験してみました。
市販のアルカリイオン水のボトルウォーターを買ってきました。PH8.8?9.2 硬度51mg/lと記載されています。これに同じくスーパーでプチトマトと色の無い野菜として大根を購入、実験開始です。
約200ccに汲み分けたアルカリイオン水へプチトマト、大根をそれぞれ入れてかき回しながら、5分位様子を見ました。プチトマトの方は水に薄く黄色い色がついてきました。
一方大根を入れた方は透明なままです。厳密には双方がg当たりどの位農薬を含有しているのかを考慮しなければなりませんが、プチトマトから溶け出た黄色は少なくとも農薬の色ではなく、プチトマト表面の色素が溶け出たと考える方が妥当です。言葉のレトリックを使えば、野菜に農薬が存在する以上、野菜を漬けた水には農薬が溶け出ているかもしれません。ですが、農薬の色が黄色とは!?
先日ある浄水器関連の展示会でこのような実演で還元水器を販売している販売員の方を見かけました。高齢の女性を両側から販売員が挟んで話しをしており、こんなやり方で買わされなければ良いなと、端で見ていても心が痛くなるような商売のやり方です。
話は少し違いますが温泉水はアルカリ性のものが多く、肌がツルツルになるのはアルカリが肌の角質層を溶かしているからです。