浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 府中市 S保育園様②
S保育園様では調乳室だけではなく厨房にも逆浸透膜浄水器を設置されています、園児の方が摂取する水は全て浄水器の純水をしようしたいとのご意向です。
放射性物質が問題になって以降、お問い合わせは保育園からも幼稚園からも頂くのですが、実際に浄水器を納品させて頂くまでお話が進むのは殆どが保育園で、幼稚園は実際に浄水器を納品するまでには中々至りません。
どうしてなのかな?と疑問に思っていましたが、現地下見にお伺いして色々なお話をお伺いしていると保育園と幼稚園ではオペレーションがかなり違う事が判ってきました。
保育園では園内部に用意された厨房で調理師の方が園児の給食を作ります、乳幼児保育の場合は粉ミルクの水が必要となる等、飲料水/調理水の需要が大きい事が幼稚園とは大きく事情の異なる部分です。
園児に与える全ての調理水/飲料水を逆浸透膜浄水器の純水に替えられればベストですが、純水の量が増えれば、浄水器の台数、浄水器の大型化などコストも大きくなってしまいます。
弊社ユーザー様の事例では保育園の厨房へ容量の大きな浄水器もしくは、家庭用浄水器でも貯水タンクを2個使用したり、30リットルの大型貯水タンクを使ったりと、厨房を中心として、園児の飲料水用の麦茶などまで賄っている方が多い様です。
また、園児が使用する手洗い場の流し台に逆浸透膜浄水器を設置されている保育園様もあります。この浄水器は園児の水分補給用となります、園児が使用するカップは各自ご家庭から持参して頂き、自分の専用カップで浄水器から純水を汲んで使用します。
話を戻してS保育園様厨房へ設置した浄水器はACRT-550MPS、主に家庭用で使用される浄水器ですがオプションで貯水タンクを追加して2個の貯水タンクで運用されています、貯水量は約20㍑、多少やりくりは必要かと思いますが、まだ小さな園児さんは食べる量も少ないので。
朝一番に給水用の麦茶作り、お昼の給食と3時のおやつがS保育園様のルーティンだそうです。
業務用シンクの下は配管が入り組んでいて浄水器の本体を納めるのに少し苦労しました、保育園のスタッフの方と相談した結果、シンク下のスペースへ横向きに滑り込ませる様に配置しました、前と後ろの横に走っている補強用の骨組みに上に浄水器を置くことが出来ました。
浄水器の上部には電動増圧ポンプなどの電気系統がありますので、水が掛からない様にビニール袋で覆っています。
逆浸透膜浄水器は万一の事態で水道水に有害リスクが存在したとしても、そのリスクを95%以上排除して純水を造ります、純水は安全なだけでは無く、とても美味しい水です。