浄水器の大きさが気になるのですが。

一般的なの浄水器と較べると確かに大きく、気になるところではないかと思いますが、水の中の有害不純物を除去して安全な水を造るために必要な大きさなのです。

一般的な浄水器に使用されている精密濾過膜+活性炭のフィルターなら浄水器をコンパクトに作る事が出来ますが、これではフィルターの孔が大きすぎて、水の安全に対して全く足りていません。精密ろ過膜の孔の大きさでは水に完全に溶けてイオン化した有害物質を全く除去する事が出来ないからです。

精密ろ過膜のサイズで除去出来るのは細菌類など大きなサイズの不純物までです。

逆浸透膜の性能を引き出すためには細かい運用が必要になります。

逆浸透膜は精密ろ過膜より細かい限外ろ過膜の更に細かいグレードのフィルターです、このサイズのフィルターを運用する為には単純に水を通すだけ、とは出来ません。

逆浸透膜フィルター1本だけでは直ぐに目詰まりや遊離残留塩素の影響で劣化をしてしまいます、またフィルターの孔が小さすぎて、水分子すら通過するのに時間が必要です。

そこで、逆浸透膜フィルターを保護するためのプレフィルター(2~3本)、効率よく膜へ水分子を送り込むための電動増圧ポンプとその電装部品と自動給水停止バルブを装備していますので、初めてご覧になる方にとっては浄水器ではなく、何か別の機械に見える事でしょう。

これだけ大がかりな逆浸透膜浄水器でも純水を造るスピードは1分間にコップ1杯ほどの量ですから、純水を貯める貯水タンクも必要となります。これだけの行程と時間を掛けて浄水を行う事に依って水に完全に溶解した放射性物質や有害重金属なども95%以上分離除去して純水を造る事が出来るのです。

大きいけれど、ご満足頂ける確実な除去性をお約束出来る浄水器です

嫌な味や臭気を改善して美味しい水を飲む事だけが目的でしたら、逆浸透膜浄水器の様な大がかりな浄水装置は必要ないかもしれませんが、放射性物質やヒ素、鉛、カドミウムなどの有害ミネラルを除去して安全で美味しい純水を造る為にはこれだけの装備が必要とご理解下さい。

お客様が安全な水を求めていらっしゃるのなら逆浸透膜式の浄水器は現時点で最良の浄水器と自信を持ってお勧めいたします。

浄水器の設置スペースは弊社スタッフがお客様と一緒にお探しします

システムキッチンが観音開きの扉なら逆浸透膜浄水器の設置スペースに困る事もありませんが、最近はオール引き出し収納のシステムキッチンが主流ですので浄水器と貯水タンクの設置スペースを確保出来るかが問題です。

弊社では導入をご検討頂いているお客様のお宅を訪問して浄水器の設置が可能かどうか事前の調査御見積を無料で行っています。浄水器本体を引き出し収納奥の配管スペースへ設置したり、オープンカウンター下のスペースを利用したりと、お客様と一緒に設置スペースを探しながらご説明をさせて頂きます。

引き出し収納奥へ浄水器本体を、貯水タンクは左脇の引き出し収納上へ横置き設置しています。
浄水器/アクアカルテック