逆浸透膜浄水器の純水には3つの特徴があります
- 純水は不純物が無い為、出汁成分を最大量溶かす事が出来る水です。
- 味の邪魔する不純物が無い純水は食材本来の風味を損なう事がありません。
- 純水は細胞膜間の浸透圧が大きくなる為、食材へ素早く浸透します。
素材の風味を邪魔しない純水は、繊細な味を追求する和食、淡麗系ラーメンに最適です
逆浸透膜浄水器は通常の浄水器では除去できない不純物イオンまで95%以上除去して純水を造り、レシピ通り、想定通り、理想の味造りを強力にサポートします。
水による影響を排除出来る為、どの地域でも同じ味を造れる事から大手食品メーカー、清涼飲料水メーカーでは逆浸透膜浄水器が広く採用されています。逆浸透膜浄水器の純水は、特に素材の出汁が重要となる和食、淡麗系ラーメンへ適応性が高い水と言えます。
1.純水は不純物が無い為、出し成分を最大量溶かす事が出来る水です
水に含まれる不純物を取り除く事が浄水器の役割ですが、一般的な浄水器は高性能と言われるものでも精密濾過膜等をフィルターとして使用していて、錆、菌類、泥など大きな不純物を取り除く事は出来ますが、水に溶けてイオン化した極小状態の物質は除去する事が出来ません。
極小状態のイオン化した不純物は東京都の水道水でも100~150ppm位含まれています、この様なイオン化した不純物を蒸発残留物と言います。
例えば水に塩を溶かしてゆくと、一定量以上は溶けずに容器の底に沈殿してしまいます、水の温度により溶ける量は増減しますが、不純物が水に溶ける量には上限があります。
つまり逆浸透膜浄水器で蒸発残留物を95%以上除去する事によって、水道水に含まれた100ppmの蒸発残留物を5ppmまで減らせば、除去された95ppm分だけ余計に出汁成分を水に溶かし込む事が出来る訳です。
2.味の邪魔する不純物が無い純水は食材本来の風味を損なう事がありません。
水道水も元を辿れば河川水や地下水です、浄水場では溶解した不純物イオン(=蒸発残留物)は細かすぎて除去出来ませんので、同じ水道水でも地域により、その水質は異なります。特に河川の上流域と下流域では水道水の原料となる河川水の蒸発残留物濃度が大きく異なります。
都市部に近い下流域では主に上流域の街から放流される下水の影響で蒸発残留物が増えて行きます、実際に利根川水系の水道水で見てみると、上流域の群馬栃木では30~50ppmだったものが埼玉東京では100ppm前後、更に下流の千葉市で130ppm、河口付近の銚子市では150ppmを超えて行きます。
この様に都市部に近いほど、不純物は多くなり、それは繊細な味を追求するほどにプロの料理人の方にとって無視できない阻害要因となります。
逆浸透膜浄水器の純水は普通の浄水器では決して除去できない蒸発残留物も95%以上除去して純水を造ります、純水は素材の風味を損なう事無く料理人の方が想定した理想の味作りを実現する水です。
3.純水は細胞膜間の浸透圧が大きくなる為、食材へ素早く浸透します。
食材の細胞で考えると濃度の濃い液体は細胞の中ですから真水に食材をつければ、食材の細胞へ真水が浸透して細胞が膨らみます、千切りにしたキャベツを真水につけて置くとパリパリ、シャキシャキになるのは千切りキャベツに水が浸透して細胞がパンパンに膨れた状態だからです、逆に漬物の様に塩分の濃い液体につければ細胞から水分が流出して野菜は萎み味が濃縮されます。
逆浸透膜浄水器の純水は不純物が無いため、食材細胞内との濃度差が大きいので、浸透圧が高くなって食材への含浸速度が早く、含水量も高める事が出来ます。
逆浸透膜浄水器の純水は洗米炊飯、干し椎茸等、乾物の戻しにも非常に適した水です。