逆浸透膜式ではなくても砒素、水銀など除去データを記載している浄水器がありますが?

逆浸透膜式ではなくても砒素、水銀など除去データを記載している浄水器がありますが?

その除去データの詳細を確認された方が良いですね。浄水器を通す前の原水に何ppm(若しくはmg)/リットルの不純物が含まれ、浄水器を通した水に何ppmの不純物が残ったかがきちんと記載されていますか?

有害物質と検査機関名だけで数値が無く、浄水後の水の数値だけ記載して原水の数値記載の無いものが多く見受けられます。原水に含まれていない不純物は当然、浄水器を通過した浄水にも含まれる訳がないのですから、この様なデータでは浄水器の性能を何も判断出来ません。

例えば浄水器の代表的な濾材である活性炭の除去メカニズムを考えると、小さな袋状の孔に不純物が吸着されて貯められて行きます。仮に100個ある不純物の内、10個が孔の中に入るとすると、除去率は10%でしかありませんが、言い換えるとその不純物を除去している事には間違い無い訳です。またイオン交換樹脂を添加している活性炭フィルターは通水初期には高い除去性能を示す事がありますが、フィルター容量が小さい為、除去性能の持続期間は非常に短期間となります。

子供だましの様な話ですが疑いなく文章を見ていると気づかないものです。前フリ宣伝の「世界中で使われている浄水器、信頼の浄水器」などの言葉も効いているからでしょう。また水の流れが速くなれば孔に引っかかる不純物の割合は少なくなります。使用時間につれてフィルターの飽和度が高くなり当然、浄水器の除去性能は低下します。

様々な公的機関名や高性能を謳う言葉を並べても、その浄水器が砒素等の地下水汚染対策に使用出来ない理由は除去能力が目的に達しない、除去性能の持続時間が短い等が理由でしょう。

実際に井戸水でヒ素や硝酸などの有害物質汚染で浄水器を探しているお客様が、某有名な外国製の浄水器メーカーに「ヒ素が検出された井戸水なんですが..」と相談したところ「うちの浄水器は水道水専用なので...」と逃げられてしまったそうです。
浄水器が安全な水を造れるならヒ素が検出された井戸水でも逃げる必要はありません、もちろんアクアカルテックの逆浸透膜浄水器は井戸水でも対応出来る浄水器です。

浄水器/アクアカルテック