逆浸透膜フラッシング洗浄

逆浸透膜フラッシング洗浄

通常の浄水器フィルターは汚れを内部に溜め込むため、使うほどに性能は下がり、やがてフィルター内部が汚れで一杯になり除去性能が無くなります、これをフィルターが破過するとか、ブレイクすると言います。

逆浸透膜浄水器の場合は分離膜、原水の中から30%位の水分子を分離し集めて純水を造ります、残った70%の水は不純物と共に排水として浄水器の外へ捨てられて行きます。汚れは浄水器の外へ排水しているのですが長く逆浸透膜浄水器を使用していると逆浸透膜表面に汚れが付着し水分子の大きさに例えられるとても小さな孔を塞いでしまいます。

そこで逆浸透膜のフラッシング洗浄です、普段は逆浸透膜へ水圧を掛ける為に排水量を絞っているフローコントロール、このフローコントロールを外すと給水した力のまま勢いよく逆浸透膜表面に水が流れます。この水の勢いで膜表面に付着した不純物を吹き飛ばすのが逆浸透膜フラッシングです。

逆浸透膜浄水器と排水量
逆浸透膜浄水器の排水は単なる不要な水ではありません。排水は逆浸透膜表面を洗い流しながら浄水器の外へ排出されます、つまり排水が流れる事により逆浸透膜表面を清潔に保っているのです。排水をただの捨て水、もったいない水と排水量を少なく絞ってしまう他社の浄水器もありますが、逆浸透膜への負荷が高まり、結果、目詰まりを起こして逆浸透膜の寿命を縮めているケースを良く目にします。

浄水と排水の比率を1:1などにしてしまうと逆浸透膜の寿命を縮めるだけではなく、浄水器の内圧が高まり、電動ポンプの損耗、水漏れのリスクも高め、浄水器そのものの寿命を縮めてしまい、長期的に決して良い結果を生みません。

アクアカルテックでは米国技術者の技術指導や日本で積み重ねた経験から、浄水1に対して排水2.5?3を最適な排水比率としています。

浄水器/アクアカルテック