浄水器(逆浸透膜浄水器)設置事例:ACRT-550MPS 小平市 S様


S様の流し台に設置されている既存水栓は壁付きの混合水栓です。
壁から突き出している給水管と給湯管は建物外壁を貫通して外部から導入されていたり、外壁内部を立ち上がった配管が90度曲がって内壁に出てきています。
この場合は流し台下には給水管、給湯管がありませんので、壁から出ている配管と混合水栓を接続しているネジを外して、その間に分岐パーツを組み込み、浄水器への給水経路を確保します。

これが分岐パーツです。
口径の違う2種類があります、口径の大きなPB18はTOTO用、口径が一回り小さいPB17はその他、三栄、カクダイ、INAXなどTOTO以外の殆どのメーカーの水栓に対応しています。
TOTOは特殊な口径を使用して他メーカーへの入替えを阻んでいるのかと思います。
近年ではシンクトップへ孔を開けて水栓を設置するのが主流ですので、壁付きの混合水栓は非常に減っていて、昨今の物価高と需要減から分岐パーツの価格は高騰して4~5年前に倍くらいの価格になってしまいました。
給水を3方へ分けるだけの単純なパーツなのですが弊社からの販売価格は¥5000-以上になってしまいます。

分岐パーツで給水を分岐したチューブ配管はシンクトップへ孔を開けてシンク下の浄水器と繋ぎます。

シンク下には浄水器本体と貯水タンクを配置します。今回は扉式の収納でしたので簡単に収める事が出来ました。

S様はPFAS(有機フッ素化合物)を心配されて逆浸透膜浄水器を導入されました。
現在、問題となっているPFOS、PFOAの2つについては活性炭フィルターだけでも充分な除去効果が見込めるとされています、一方で10000種類以上あるPFAS(有機フッ素化合物)全体で考えると分子組成の小さなPFASも有る事から除去性能の高い逆浸透膜式の浄水器を選択されたそうです。

最大の電気陰性度を持つフッ素=Fと炭素Cは強力に結合して永久化学物質と言われる程、壊れにくい構造です。
フッ素と炭素を結合させるには大きなエネルギーを必要とする為、自然界には存在せず、10000種類以上のPFASは全て人為的に作られたものです。
水や油を協力に弾く被膜を作り、撥水剤や塗料、高耐久コーティングなど私たちの生活にとっては非常に便利な素材でも有るのです。

比較的大きな組成の長鎖PFASと呼ばれる種類の中のPFOS PFOAの毒性が問題され日本でも水道水質基準に加えられる予定です。
PFOS PFOAの使用は停止され、他のPFASへ切り替えられたりしていますが活性炭では除去しずらい短鎖PFASについても欧州では人体への有害性を指摘しているケースも有ります。

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